イタリア中部で起きた地震で、25日、イタリア政府は死者はこれまでに240人を超えたことを明らかにし、現地では懸命の救助活動が続いています。 なかでも人口およそ2600人の山あいの町アマトリーチェでは、ほとんどの建物が倒壊するなど街全体に壊滅的な被害が出ています。 また、アマトリーチェは避暑地として知られ、ローマなどから多くの観光客が訪れるということで、被害者の中には多くの観光客も含まれていると見られています。 被災地では、多くの人々が住むところを失い、救助隊が用意したテントで不安な夜を過ごしました。イタリア政府は行方不明者の数については明らかにしていませんが、今も多くの人が倒壊した建物のがれきの下に取り残されているとみられています。 軍や消防などは救助活動を行っていて、一刻を争う状況が続いています。 イタリアのレンツィ首相は24日、被災地に入り「誰も取り残したりはしない」と述べ、救助に全力
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