「この仕事って、意味があるんだろうか?」 「もっと世の中に貢献できる仕事があるんじゃないか?」 そう思ったことはないでしょうか? 私にはあります。 それはちょうど、P&Gに入社して3年目。どんどん仕事を任せてもらえるようになったころでした。 私は毎日、徹夜も厭わず、がむしゃらに働いていました。「どうすれば競合他社に勝てるのか?」「どうすればこの洗剤がより売れるのか?」……そればかり考えていました。 ところがある日「待てよ、これって世の中にどれだけ貢献しているのだろうか?」という疑問が浮かんでしまったのです。 今になって考えれば、どんな仕事にだって意義はあります。まわりまわって世の中に貢献しているはずです。しかしそのときは、そこまで視野は広くありませんでした。いわゆる「若気の至り」もあったと思います。 「会社のため」「競合に勝つため」というよりも「もっと人の役に立たなくてはいけない」という強
![なぜ私はP&Gを辞めて、「がん検診のマーケティング会社」をつくったのか?|福吉潤 | キャンサースキャン代表取締役社長](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/541ec3b21c8575dc916239d3285ff983ab669cc9/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fassets.st-note.com%2Fproduction%2Fuploads%2Fimages%2F72206988%2Frectangle_large_type_2_a1b8ea8b83f6f279afcc1a8ee85cd589.jpeg%3Ffit%3Dbounds%26quality%3D85%26width%3D1280)