『墨のゆらめき』の2人がとてもよくて しをんさんの紡ぎ出す名コンビを 他にも読みたい!と こちらを手に取りました 国政と源次郎の合計146歳コンビです 粋なおじいさんたちがいろんな問題を解決!! みたいな物語を勝手に想像していたら、 全然違った。笑 思ってた以上に哀愁漂う序盤。 国政が割と悩めるおじいさんなのです。 長く寄り添ってきた妻が出ていき 子どもたちからも音沙汰なく、 仕事もリタイアして 何も残ってない自分。 幼なじみの源次郎は 若い頃こそ馬鹿にしてたのに つまみ簪という一生の仕事を手にし 先立たれはしたものの最愛の妻と 今は若い弟子もいて なんだか充実して見える。 勝手に想像してた私がいけないんですが なんとまあ、うじうじしたおじいさんなんだ! って感じでした笑 でも源次郎の破茶滅茶さや (源次郎はかっこいい!!!) 弟子の徹平とマミとのやりとりなど 何度もニヤニヤさせてくるんで
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