2013年9月1日のブックマーク (2件)

  • 『地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)』(阿部真大)の感想(79レビュー) - ブクログ

    若者による"地方観"の変遷を、若者にウケているJ-POPの変遷から見ていくという着想自体はたいへん面白い。 だが、BOØWY('80s)→B'z('90s前半)→Mr.Children('90s後半)といった、それぞれの時代を彩ったロックバンドの歌詞を分析していったのちに、00年代を紐解く題材にヒップホップグループであるKICK THE CAN CREWが登場する唐突なチョイス(この時代にヒップホップが一世を風靡していれば話は別だが)には、やや疑問を呈さざるをえない。 また、10年代の分析として『おしゃかしゃま』が挙げられているRADWIMPSについても、「試行錯誤する自分らしさ」というよりは、90年代後半のミスチル的な「関係性によって作られる自分らしさ」を標榜した曲が多いイメージがあるのだが…。 このように、J-POPの歌詞分析にあたっては、多少の作為的な意図が透いて見える点は否めない。

    『地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)』(阿部真大)の感想(79レビュー) - ブクログ
    kechua
    kechua 2013/09/01
    【読了】『地方にこもる若者たち 都会と田舎の間に出現した新しい社会 (朝日新書)』阿部真大 ☆3
  • 『神去なあなあ日常』(三浦しをん)の感想(1073レビュー) - ブクログ

    高校卒業後の進路が全く決まっていなかった主人公の勇気。担任の先生と母親が勝手に決めてきた就職先に無理矢理送り込まれる。それが神去村。仕事は林業。 何事にもやる気を見せずボーッと生きてきた18歳に勤まるのだろうか?と勇気人同様、読んでる私も心配(笑) とにかく読んでいて自然の描写が素晴らしい! 『春はあけぼの、夏は夜‥‥』の現代版三浦バージョンのよう。 当に素敵な所だなぁ、行ってみたいなぁ、と思わせられる。 だけどそれは多分旅行で行ってみたらすごく良さそうだなぁ、ということだと思う。でも勇気は違う。 勇気は一緒に仕事をしているヨキを山に選ばれた男、と思っているけど、勇気も充分山に選ばれてます。最初はあんなに嫌がっていたのに実家に帰ろうとはせず、「一時だって、神去村から離れたくない。毎日、退屈する暇もなく生命力を増していく村の風景を、なにひとつ見逃したくない。ダニに噛まれても、ヒルに血を吸

    『神去なあなあ日常』(三浦しをん)の感想(1073レビュー) - ブクログ
    kechua
    kechua 2013/09/01
    【読了】『神去なあなあ日常』三浦 しをん ☆5