いまコーヒー豆の先物価格が歴史的な安値水準となっています。豆が安くなれば、この先コーヒーが安く飲めるようになるかと思いきや、今後長い目で見れば需給が逼迫し、価格が上昇するという見方が出ています。歴史的安値も、危機の前触れにすぎないかもしれないというのです。いったい、コーヒーに何が起きているのでしょうか?(経済部記者 新井俊毅) ニューヨークの先物市場で取引されているコーヒー豆。この市場でも取引量が多い主要銘柄の1つですが、今、ここで異変が起きています。レギュラーコーヒーに使われる「アラビカ種」の価格が、ことし4月中旬に1ポンド=86セント台前半まで下落し、実に13年半ぶりの安値水準となったのです。 コーヒー豆に何が起きているのか。 東京・港区のコーヒー専門商社「ワタル」で長年、相場の分析をしている小澤志朗さんをたずねました。小澤さんは足元の安値について、複数の原因が重なったためだと指摘しま

