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  • 漫画/「BANANA FISH」吉田秋生 - akのもろもろの話

    (吉田秋生「BANANA FISH」全19巻) 「BANANA FISH」の舞台は80年代のニューヨークだ。 当時アメリカは日よりはるかに不景気で、ニューヨークは治安が悪く世界に名だたる犯罪都市という裏の顔も持っていた。 まあ当時も今もニューヨークには行った事はないけどね、たとえば落書きだらけの地下鉄だとか、少年たちが逃げ回る地下道だとか、瓦礫の山で街が埋め尽くされ犯罪とドラッグがゴミのように散らばるマンハッタンの光景が実にスリリングに描かれてるんだから驚く。 物語は1973年ベトナム戦争で発生した米兵の銃乱射事件から始まり「バナナフィッシュ」という謎の言葉と共に、1985年のマンハッタンへと舞台を移し主人公のアッシュ・リンクスが登場する。 彼はストリートキッズグループのボスで、銃乱射事件を起こした兵士の弟であり、その兄は今や精神に異常をきたし廃人同然になっていた。 アッシュは対立するコ

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    kefugahi
    kefugahi 2020/03/04
    なんで少女誌なのというイメージのストーリーですね。アッシュと言えば灰。灰の中の主人公みたいなイメージなのかな?
  • 漫画/「たそがれたかこ」入江喜和 - akのもろもろの話

    kefugahi
    kefugahi 2020/02/26
  • 漫画/「ワンダーランド」石川優吾 - akのもろもろの話

    (石川優吾「ワンダーランド」全6巻) ごくフツーの女子高生ゆっこがある朝目覚めると自分の体が小さくなっていた(借りぐらしのアリエッティのような小人状態) 両親はゆっこの目の前で飼いのミーに弄ばれるように無残に殺されてしまい、家の外では小さくなった人間たちが野良やカラスに襲撃されるという悪夢のような世界となっていた。 いったい何が起こったのか? テレビは映らないわスマホは繋がらないわで情報は何もなく、わかっている事は人間だけが小さくなったという事だけだった。 もちろん警察も救急車も呼べない。 とにかく誰か人と携帯電話の電波が入る場所を求めて、唯一の味方である愛犬ポコと共に外へ出たゆっこは、なんとか繋がった友達との会話で自分の住んでいる町が自衛隊によって封鎖されている事を知るのである。 無法地帯となった町を訳もわからず逃げ惑うゆっこの前に「アリス」と名乗る謎の少女が現れる。 彼女は外国人で

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    kefugahi
    kefugahi 2020/02/21
    「ジョジョの奇妙な冒険」って作品を思い出しました。作中のキャラクターはみなスタンドと言う特殊能力の使い手でなかには小さくする能力もある。瓶に閉じ込められ蜘蛛をけしかけられるのは恐怖だった…。
  • 漫画/「波よ聞いてくれ」沙村広明 - akのもろもろの話

    (沙村広明「波よ聞いてくれ」既刊7巻) 沙村広明さんと言えばやっぱ「無限の住人」が代表作だけど、これはまったく作風の違うものになっていて驚く。 作品のコンセプトが「今度こそ間違いなく人の死なない漫画」って事らしい(笑)が、半分くらいはふざけてるのだろうか。 でも絶妙なユーモアセンスに、前から漫画じゃなくてを書いたって面白いんじゃないかなと思っていたので、作風が幅広いだけでなく才能の豊かさみたいのを感じやす。 また舞台が札幌になってるのだが、札幌ネタが細か過ぎてよくわからないとこがあったんで、沙村さんは札幌出身なんだと思ってたら千葉県出身でやした(どうでもいい情報) さてこの物語の主人公は、鼓田(こだ)ミナレという25歳の独身女性である。 釧路市出身で札幌のスープカレー屋「ボイジャー」の店員だが訳あって解雇されかけている。 酒場で偶然知り合ったFM局「藻岩山ラジオ」のディレクター麻藤兼嗣(

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    kefugahi
    kefugahi 2020/02/16
  • 漫画/「乙嫁語り」森薫 - akのもろもろの話

    (森薫「乙嫁語り」既刊12巻) 今は自由な時代だから結婚するかしないかは自分が決める事だけど、かつての日でもそうだったように女性の人生には結婚しか選択肢がない時代もあった。 この作品に登場する19世紀の中央アジアに生きる女性たちもまさにそうで、彼女たちにとって結婚は大変重要な意味を持っている。 しかし自由恋愛などない時代だから、読んでて首をかしげたくなるような事もありまして、むむー、こんなんで幸せなのかなー?と思ったりもするのだが、彼女たちの結婚に対する夢だとか心の持ちようだとかがとっても可憐でねー。 乙嫁とは「おつよめ」じゃなく「おとよめ」と読み、美しい嫁というニュアンスだそうで、そんな可憐な中央アジアの様々な嫁を描いた物語だ。 参考までに中央アジアというのは、ユーラシア大陸の中央内陸部に位置するウズベキスタン・カザフスタン・タジキスタン・トルクメニスタン・キルギスの5ヶ国である。 す

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    kefugahi
    kefugahi 2020/02/08
    舞台設定が社会科とくに地理や世界史など寝科目だった自分なので新鮮味がありそう。「おねショタ」という言葉があるほど流行りのカップルだから、よごれて見えるなどと恥じることもありますまい。
  • 漫画/「イサック」作・真刈信二 画・DOUBLE-S - akのもろもろの話

    (作・真刈信二 画・DOUBLE-S「イサック」既刊7巻) 「イサック」の舞台になってるのは17世紀の神聖ローマ帝国(主に今のドイツ)だ。 三十年戦争と呼ばれるカトリックとプロテスタントの宗教戦争は神聖ローマ帝国以外の国にも波及し、やがてはヨーロッパ中を巻き込む国際戦争へと発展した。 「イサック」では三十年戦争の第一期のボヘミア・プファルツ戦争(1618年~1622年)の1620年に焦点が当てられ描かれている。 ドイツ南西部プファルツ選帝候領のフックスブルグ城に今まさにスピノラが率いるスペイン軍が襲い掛かろうとする時、傭兵として現れたたった一人の日人。 それが主人公のイサックなのだが、もう初登場から衝撃のカッコよさでして。 日の甲冑のいわゆる胴丸と籠手をつけて腰に日刀を差し足元はブーツというね。 長い黒髪を後ろで結び、きつい印象を与える一重まぶたの目などいかにも東洋人的顔でビジュアル

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    kefugahi
    kefugahi 2020/02/05
    そこはやはり戦場に咲く華みたいのがあった方が取っつきやすかったり、あと硬派な世界観ならば、主人公はゴリマッチョの方がよく…。って漫画自体読んでないのでテキトーほざいてますが(笑)でも面白そうですね。
  • 映画/「必死剣鳥刺し」 - akのもろもろの話

    懐かし映画をひとつ。 原作は藤沢周平の隠し剣シリーズの一篇「必死剣鳥刺し」。 主演は豊川悦司さん。 (「必死剣鳥刺し」2010年/114分/平山秀幸監督) 江戸時代の東北の小藩・海坂藩が舞台。 兼見三左エ門(豊川悦司)が藩主・右京太夫(村上淳)の愛妾である連子(関めぐみ)を刺殺するという事件が起きる。 連子は比類なき美貌と才気を持つ女性だが、政治に興味を持ちすぎ口を出し過ぎるために藩政は混乱に陥ってしまった。 まあ、一番悪いのは側室に入れあげるバカ殿なんですがね。 典型的なバカ殿と悪女で家臣が苦労して見てられん。 封建社会だからみんな迷惑しても我慢するしかないというね。 でも、ただバカ殿の言いなりになってるだけなのは「佞臣」と言って真の家臣の道ではないのよ。 御家のために正しいと思えば命をかけて殿を諫めるのがホントの武士なのよ。 だから三左エ門は自分のした事に悔いはなかった。 自分が腹を切

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    kefugahi
    kefugahi 2020/02/01
    歴史ものはあんまり見たことがないんですよね。なんせ飽きっぽい性分ですから…。「武士の家計簿」ってやつは観たんですが、似ても似つかなそうです。
  • 映画/「ジョジョ・ラビット」 - akのもろもろの話

    (「ジョジョラビット」2019年アメリカ/109分/タイカ・ワイティティ監督) 第二次世界大戦中のドイツ。 10歳のジョジョ(ローマン・グリフィン・デイビス)はヒトラー・ユーゲントのキャンプに初めて参加するのである。 鏡に映った真新しいユーゲントの制服に身を包んだ自分の姿に「ぼくは男になるんだ」と誇らしさに昂揚するのだがそこはまだ子供。 つい「でも僕には無理かも・・・」と弱音が出てしまう。 そこへ現れるのがあのアドルフ・ヒトラーで「おまえはダメないじめられっ子だけど、ナチスへの忠誠心だけは強いんだから大丈夫、頑張れジョジョ」と励まされる。 たしかそんな感じ。 ヒトラー・ユーゲントのキャンプって、思想教育かと思ったらこれがまたバリバリの実践訓練なのである。 ジョジョはオドオドしてしまってユーゲントの先輩からすぐに目を付けられ、皆の前でウサギを殺すように命じられてしまう。 ある意味見せしめだが

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    kefugahi
    kefugahi 2020/01/26
    ジョジョって違うジョジョかと思った(笑)確かにヒトラーをコメディにすると言うのは冒険と言う感じがします。ブラックジョークと不謹慎は紙一重ですからね。
  • 漫画/「歩くひと」谷口ジロー - akのもろもろの話

    (谷口ジロー「歩くひと」) 郊外の借家にと引っ越してきた男。 名前はわからない。 40代くらいだろうか。 職業も不詳で子供はいない模様だ。 引っ越しの荷物も片付かないうちに、男は「ちょっと歩いてくるよ」と散歩に出かけてしまうが、も「は~い」と屈託なくて気にする風でもない。 天気のよい昼下がりであった。 人影もまばらな通りを一人歩いてゆくと、塀の向こうや屋根の上からたちが物珍しそうに見ている。 橋を渡りながら川を覗くと魚の影が見え、川の先では巨木を発見したりする。 ちょっとブラタモリ的な。 男はバードウォッチングしてる男性と出会い、双眼鏡を覗かせてもらいシジュウカラを見つけ歓喜する。 家に帰れば、ちょっとボロい雑種犬が庭にいてが「さっき縁の下から出てきたのよ」と言う。 前の住人が置き去りにして引っ越してしまったのである。 は当たり前みたいに「どうしようもないでしょう」と言う。 男も

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    kefugahi
    kefugahi 2020/01/22
    まだまだ勉強不足ですね…。
  • 漫画/「坂道のアポロン」小玉ユキ - akのもろもろの話

    (小玉ユキ「坂道のアポロン」全9巻) 1966年、初夏。 西見薫は横須賀から長崎県佐世保市にある佐世保東高校に転校して来た。 薫は線の細いメガネ男子だ。 医学部志望の秀才で趣味はピアノ。 だが父の仕事の都合で小さい頃から転校を繰り返していた彼にとって、学校生活はただ息苦しいだけだった。 ナイーブで友達付き合いが苦手な彼は、新しい環境にもなかなか馴染まずストレスによって吐く癖までついてたのである。 けど同じクラスになった川渕千太郎と出会い、薫はジャズを演奏する楽しさを知るのである。 これまではクラシックしか弾いた事がなかった薫が 千太郎のドラムに合わせて練習するうちに、薫の頑なだった心は解放され世界は広がって行った。 千太郎は札付きの不良で乱暴者だったが、開けっ広げで底抜けに明るくそれでいて優しさも持っていて、プライドの高い薫が彼には心を許すようになる。 千太郎は薫と違い背も高くバンカラ風の

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    kefugahi
    kefugahi 2020/01/20
    九州弁と言えば、一反もめんのイメージです(笑)ネコ娘の足が伸びて美少女になっても、目玉のおやじが生前イケメンであっても、一反もめんが一番好きだな。何の話だ?
  • 漫画/「小早川伸木の恋」柴門ふみ - akのもろもろの話

    「小早川伸木の恋」は柴門ふみがビックコミックで2004年から2年間連載した漫画。 確か唐沢寿明さん主演でテレビドラマ化もされてたと思う。 (柴門ふみ「小早川伸木の恋」全5巻) 小早川伸木は35歳だ。 彼は大学病院に勤務する外科医で、美しいと5歳の娘がいる。 それは他人から見れば羨ましく思える人生なんだけどね。 しかし大学病院つーのも大変なとこである。 教授はワンマンで「医師」というのが虚しくなるような矮小な人物だ。 まるで「白い巨塔」を彷彿とさせるような争いや確執に巻き込まれながら、伸木は組織の中で汲々として生きる。 疲れ果てて帰宅すれば、待ってるのは病的に情緒不安定なだった。 とにかく伸木の・妙子が強烈なのよ。 わがままで夫の立場も都合も考えず自分勝手な楽しみや理想を求め、思い通りにならないと急にヒステリックになるのである。 そして異常に嫉妬深くて伸木が浮気してるんじゃないかといつ

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    kefugahi
    kefugahi 2020/01/16
    なんか聞いたことある名前の作者さんだと思った(笑)しかし、聞いてるだけで胃がいたくなってきそうです…。って結婚もしてないのに言えるかって話ですが。
  • 漫画/「プラネテス」幸村誠 - akのもろもろの話

    (幸村誠「プラネテス」全4巻) 謹賀新年(遅ればせながら) 年明けは明るい作品をと思ったけど、そもそも作風が暗いものばかり好みなので悩んでしまって。 実は私の今年のテーマは「愛」なのです。へへ 2020年は「愛」について考えてみようと思っております。 そんなわけで、この作品は1999年からモーニングに連載されていた幸村誠さんのSF漫画です。 まずはざくっとあらすじを。 時代は2074年。 人類の宇宙開発はかなり進んでいる。 月では石油の代替エネルギーとしてヘリウム3の採掘が行われ月面都市には多くの人たちが生活していた。 宇宙ステーションや宇宙旅行のための旅客機、火星には基地が作られ次なるは木星への有人探査計画が持ち上がっている。 しかしそれに伴ってスペースデブリ(宇宙ゴミ)の数は増え続けている。 主人公の通称「ハチマキ」こと八郎太はデブリの回収作業員だ。 スペースデブリは人口衛星やロケット

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    kefugahi
    kefugahi 2020/01/08
    明けましておめでとうございます🌅SFは映画も含めあまり関心がない分野で観たことがないのですがこれは面白いのかな?
  • 漫画/「昭和天皇物語」能條純一 - akのもろもろの話

    (能條純一「昭和天皇物語」既刊5巻) 2017年にこの漫画の連載がビックコミックオリジナルで始まった時、実はあまり読む気持ちがしなかったのである。 昭和天皇はつい最近の人物だし伝記を漫画で描いたとて何か目新しさがあるとも思えん。 まあ天皇を漫画にする事自体は画期的なのかもしれんが、学校の教科書みたいな内容ならつまらない事だ。 しかし能條純一先生であった。「哭きの竜」の。 うーん、弱ったのお。 しかも原作は半藤一利の「昭和史」との事。 なんか最強の布陣に魅かれて私は読んでみる事にしたのである。 この作品は、かの人の子供時代から描かれている。 まず登場するのが足立タカという女性である。 タカは東京女子師範学校附属幼稚園(現・お茶の水女子大学付属幼稚園)の教諭であったが、明治38年「皇孫養育掛」として幼少時の迪宮(みちのみや)裕仁の養育にあたった。 皇孫(こうそん)とはすなわち時の明治天皇の孫と

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    kefugahi
    kefugahi 2019/12/21
    基本勉強嫌いだったので、歴史の中でも近代史は苦手でした。答案に全て東郷平八郎と書いて全部バツとかなりました。漫画なら読めるかな(笑)
  • 映画/「幻の光」 - akのもろもろの話

    懐かし映画をひとつ。 たまには邦画。 (「幻の光」1995年/110分/是枝裕和監督) 宮輝の小説を1995年に是枝裕和監督が映画化。 主演は江角マキコさん。 尼崎の工場町で暮らすゆみ子(江角マキコ)は25歳で郁夫(浅野忠信)と結婚した。 工場で働く郁夫との暮らしは貧しかったが息子の勇一も授かり二人は仲睦まじく暮らしていた。 でもねえ、彼女は子供の頃にボケた祖母が家を出て行っちゃったのを引き止められなかった事をずっと悔いていたのである。 追いかけて止めたのに祖母は「故郷に帰って死にたい」とか言ってゆみ子を残しそのまま失踪してしまったのである。 ゆみ子は最後に見た祖母の後ろ姿がいつまでも忘れられなかった。 ゆみ子は郁夫をまるで祖母の生まれ変わりのように思い愛していたし郁夫も同じだと思っていた。 しかし郁夫はある日突然自殺してしまったのである。 線路のレールの上を列車の進行方向に歩いていたと

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    kefugahi
    kefugahi 2019/12/15
    ジサツはいけませんわな…。確かに。誰であれ人間、いや動物もどーせいずれシヌのですかは。江角さん確かに見かけないけど引退なされてたのね…。
  • 漫画/「ブルーピリオド」山口つばさ - akのもろもろの話

    (山口つばさ「ブルーピリオド」既刊6巻) いよいよ受験が近ずいてくる時期だのお。 自分が受験生だったのは遥か昔の事だけど、冬の町にイルミネーションが灯る頃になるとあの頃の心もとない気持ちとか思い出して胸が締めつけられるのよ、いまだに。 どうもこの時期にいい思い出がないのですわ。 まあBBAの話はどうでもよいのだが、この作品はとっても世渡り上手な男子高校生が絵を描く喜びに目覚めて大学は美大に行きたいな、でも家の経済状況を考えると私立は無理、じゃあ国立か、国立つったらあれだ、東京藝術大学だ!ヨシ、オレ東京藝術大学に行くぜ!と藝大を目指す物語である。 で、いいと思う。 彼の名前は矢口八虎(やぐちやとら)である。高2である。 矢口くんはまあいわゆるヤンキー風なグループにいて、高校生なのにみんなで酒を飲んで朝まで騒いだり煙草を吸ったりしておる。 そんな不良の真似事みたいな事してるのに学校の成績は優秀

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    kefugahi
    kefugahi 2019/12/12
    これは…自分はニガテそうな漫画かな。ちょっと重くて受け入れられないのです。こう言う夢に向かって頑張る系の…。自分が何一つ努力らしい努力を怠って来たからでしょうね…。
  • 漫画/「神々の山嶺」 作・夢枕獏 画・谷口ジロー - akのもろもろの話

    (作・夢枕獏 画・谷口ジロー「神々の山嶺(いただき)」既刊5巻) わざわざ説明するまでもないが、エヴェレストは世界最高峰の山だ。 この山が初登頂されたのは1953年、ニュージーランド人のヒラリーとネパール人シェルパのテンジンによってである。 しかしこれよりおよそ29年前の1924年にエヴェレストの頂上は二人の人間によって踏まれていた可能性がある。 それは、マロリーとアーヴィンである。 この二人はエヴェレスト山頂を目指したが頂上付近で行方不明となってしまったのである。 きっと何か事故があったのだが、問題はその事故がエヴェレストの頂上を踏む前だったのか踏んだ後だったのか、という事である。 マロリーとアーヴィンがもし頂上を踏んでから事故にあったのだとしたら、エヴェレストの初登頂者はヒラリーとテンジンじゃなくなるからだ。 それを知る方法が実はある。 二人はカメラを持って頂上に向かっていた。 もし頂

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    kefugahi 2019/12/07
    最近富士山を実況しながら落っこちたのがいましたが…。山をなめてはいけませんね。
  • 漫画/「ヘウレーカ」岩明均 - akのもろもろの話

    (岩明均「ヘウレーカ」) 岩明均が「ヒストリエ」に先がけて2001年から2002年に描いた①巻完結の歴史漫画。 タイトルの「ヘウレーカ」とはアルキメデスがシチリア島のシラクサの王様から金の王冠の純度を調べるように命じられ、風呂に入って湯が溢れるのを見てアルキメデスの原理のヒントを発見したという有名な話があるでしょ。 その時叫んだ言葉が「ヘウレーカ(発見したぞ)!」だと言われている。 舞台は第二次ポエニ戦争中の紀元前214年から212年にかけて発生したシラクサ包囲戦である。 シラクサはシチリア島の大きな都市でローマと同盟を結んでいたが、それを破棄してカルタゴと結んだため怒ったローマが責めて来たんである。 なんで破棄したのかっつーと、カルタゴ軍のハンニバル将軍がめっちゃ強くてかっけーから、彼に心酔した一部の親カルタゴ派に市民がまんまと乗せられてしまったのだよ。 ポエニ戦争は地中海世界の支配を巡

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    kefugahi 2019/11/30
    アルキメデスって何だっけ…聞いたことはあるのですが…と言うレベル(;´д`)どんな技術も使うのは人間次第…。
  • 漫画/「有害都市」筒井哲也 - akのもろもろの話

    (筒井哲也「有害都市」上・下巻) 2019年、東京ではオリンピック開催を控えて環境浄化が声高に唱えられるようになり、猥褻なものやいかがわしいものを排除しようという風潮が起こっていた。 そんな中、国会ではある法案が可決された。 「有害図書類指定制度に関する新法案」(通称・健全図書法)である。 それまでは全国の各自治体の裁量に委ねられていた青少年の健全な育成を阻害する有害図書の指定制度を、国が一元化する事により全国の書店から有害図書を一掃しようっつー法案だ。 新人漫画家の日比野幹雄(32)は青年漫画誌「ヤングジャンク」で「DARK・WALKER(ダーク・ウォーカー)」という作品の連載が決まる。 この作品は、狂犬病のように突如理性を無くし人の屍肉を喰らうという恐ろしい伝染病「屍病」が蔓延する世界で、二人の男女がサバイバル生活を送るという内容だ。 しかし描く気満々だった日比野は編集者の比嘉から、

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    kefugahi 2019/11/26
    🐯🐫🐹
  • 本/「聖の青春」大崎善生 - akのもろもろの話

    kefugahi
    kefugahi 2019/11/23
    この人も確かに凄いのですけど、こちらで聞くまで松山ケンイチさんの努力を知りませんでした。彼も凄い❗
  • 映画/「マイ・ビューティフル・ランドレット」 - akのもろもろの話

    (「マイ・ビューティフル・ランドレット」1985年イギリス/98分/スティーヴン・フリアーズ監督) 感想を書きたいと思っている映画がたまってしまって困るのお。 この作品はちょっと前に、LGBT映画立てつー事で「WEEKEND」と同時に鑑賞。 日では1987年に公開されたもので、第59回アカデミー賞脚賞にもノミネートされた、ダニエル・デイ=ルイスのスクリーンデビュー作でございます。 近年続々と昔の名作がデジタル・リマスター版としてよみがえっているのは大変うれしい事ですな。 この作品はまあゲイ映画に名を連ねてはいるものの、ゲイを真正面から描いたというよりは、80年代の混沌としたイギリスの時代状況(サッチャー首相の時代)を捉えた作品でありましたな。 ざっくり申せば、パキスタンの青年オマール(ゴードン・ウォーネック)と幼なじみのジョニー(ダニエル・デイ=ルイス)が、古ぼけた不良の巣窟みたい

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    kefugahi
    kefugahi 2019/11/18
    人種問題ってのはまだ日本ではピンと来ないですね。ネットでギャーギャー言ってるやつはいるけど。これから外国人労働者が増え顕著になってくんだろうな。