「頑張ったことは……あの、何でも良いですか?」 「もちろん良いよ!」 今思えば、その学生は気を使っていたんだと思う。 おおよそ一回りくらい年上の面接官に、こんなことを言って良いのか迷っていたんだと思う。 ただ、僕の雰囲気の柔らかさにやられたのか、それとも何かが吹っ切れたのか、彼は口を開いた(ひょっとすると、僕の中にあるモテたいという信念がバレていたのかもしれない)。 「ナンパです。僕が学生時代に一番エネルギーを注いだのは、ナンパです。」 読者の皆さまはじめまして。申し遅れましたが、土屋鞄製造所で人事をしている、西島悠蔵と申します。 「モテるためにパイロット」から始まり、さまざまなキャリアを経て今(老舗メーカー人事)に至るのですが……まぁ詳しいことは、Profieeを見てください。 人事として2,000人を超える学生と会ってきた僕。世の中には、ほんっっっとうに面白い学生がたくさんいます。今回
![ナンパ話に凍りつく面接会場。でも僕はそこに就活の進化を感じた。|就活サイト【ONE CAREER】](https://cdn-ak-scissors.b.st-hatena.com/image/square/ce05fbb69388002fec6925bd0a9ab8360acb7397/height=288;version=1;width=512/https%3A%2F%2Fdata-onecareer.s3.amazonaws.com%2Fuploads%2Farticle%2Fopen_graph_image%2F2198%2F1578277884-OGP.jpg)