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  • 地下鉄サリン事件を実行したエリート医師の恐るべき純粋さ 林郁夫「オウムと私」感想

    地下鉄サリン事件の実行犯の中で、ただ一人、極刑を免れた林郁夫が自らの生い立ちとオウムに入信した経緯、出家したあとのオウムでの日々をつづった。 林郁夫は医者の父親と薬剤師の母親の間に生まれ、慶應義塾中等部、高等部を経て慶應大学の医学部に進み医者になる。専門は心臓血管外科で、将来を嘱望されていた文句なしの超エリートだ。 オウムには高学歴の人が多いけれど、林郁夫のように社会人としてのキャリアも積んでいる人はそれほど多くはない。 「生まれつき環境にも能力にも恵まれて、トントン拍子でエリート街道を歩んで華々しいキャリアを積んできた。周りの人たちから信頼され敬意を払われ、お金もあり、家庭も持って、将来はバラ色。もうこれ以上望むものなどなさそうな人がなぜオウムに??」 その疑問の答えを知りたくて、このを手にとった。 林がオウムに入信したきっかけは、医者としてガン患者などと接するうちに、「いくら力を尽

    地下鉄サリン事件を実行したエリート医師の恐るべき純粋さ 林郁夫「オウムと私」感想
    kei_1010
    kei_1010 2018/07/16
    人は見たいものを見るのだなぁ、という印象。求めるものが見つからずに困ってる時に、薬物などで、それに近いものを体験させられると、エリートでもコロッといってしまう。
  • 「30年以上、小説家であり続けるための超個人的な方法論」 村上春樹「職業としての小説家」感想 - うさるの厨二病な読書日記

    このに書かれていることの中で、自分が一番共感したのはこの言葉だ。 僕は生きて成長していく過程の中で、試行錯誤を重ねつつ、僕自身のやり方をなんとか見つけていきました。トロロープさんはトロロープさんのやり方を見つけ、カフカさんはカフカさんのやり方を見つけました。あなたはあなたのやり方を見つけてください。身体的な面においても精神的な面においても、人それぞれに事情は違っているはずです。人それぞれに、それぞれのセオリーがあるでしょう。 (引用元:「職業としての小説家」村上春樹/新潮社/P207) 続けて「その中で自分のやり方がいくばくかの普遍性があって、誰かの参考になればそれはそれで嬉しい」と続く。 このは「30年以上小説家としてあり続けるための」村上春樹個人の方法論が書かれただ。 人が書いている通り、村上春樹でない人にとってその方法論がどこまで役に立つのかは分からない。ただ役に立つかどうか

    「30年以上、小説家であり続けるための超個人的な方法論」 村上春樹「職業としての小説家」感想 - うさるの厨二病な読書日記
    kei_1010
    kei_1010 2018/03/13
    これは面白そう
  • 物語世界の謎を解くことを楽しむ「世界解明系の物語」 みんなのおススメ作品リスト - うさるの厨二病な読書日記

    「世界の謎を解く物語」でおススメのものを聞いてみた。 ジャンルが不明確なので探しづらかった。 「世界解明系物語」愛好家のためにリストにした。 「世界解明系の物語」みんなのおススメ作品リスト 小説(日SF小説(日ホラー) 小説ライトノベル小説海外SF漫画 映画 アニメ ゲーム 管理人うさるのおススメ 「世界の謎を解く物語」でおススメのものを聞いてみた。 先日、「世界解明系の物語が読みたい」という記事を書きました。 www.saiusaruzzz.com 「世界解明系の物語」とは自分の造語で、 「主人公や読者が知らない法則で世界が動いており、主人公が「どんな理由で起こっているのか分からない物事」からその法則性を解き明かしていくことを主たる目的としている物語」 と定義しています。 自分が例としてあげたのは「進撃の巨人」「ひぐらしのなく頃に」「SIREN」などです。こういう系統

    kei_1010
    kei_1010 2017/07/08
    正解するカド、はぶられててワロタ。解明するのが主目的じゃなくても、この世界は実はこうなんですよ、という路線も仲間に入れたげて。ともあれ、とりあえずAmazonプライムにあるやつは、全部見てみる。
  • 「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザワイルド」とオープンワールドの難しい関係。 - うさるの厨二病な読書日記

    現在ニンテンドースイッチで、「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザワイルド」をプレイしています。 www.nintendo.co.jp 前評判にたがわず、完成度が高く、物語も面白く、楽しみながらプレイしています。 ただこのゲームはオープンワールドでありながら、内実はそうではないのでは? という思いがプレイするごとに大きくなっています。 オープンワールドの面白さはどこにあるのか? 自分の人生で最高のゲームは、オープンワールドの代表ともいえる「スカイリム」です。 「スカイリム」を見ると、なぜ「自由に行動を選べる」「ゲームのどの段階でも、世界のどこにでも行ける」というオープンワールドの特性を備えながら、「ブレスオブザワイルド」はオープンワールドとは思えないか、ということが分かりやすいです。 「オープンワールド」の「ワールド」とは、地図やミッションなどの行動の自由だけを指すのではないのではないか、と思っ

    「ゼルダの伝説 ブレス オブ ザワイルド」とオープンワールドの難しい関係。 - うさるの厨二病な読書日記
    kei_1010
    kei_1010 2017/05/14
    なるほど。俺はスカイリムはメインクエを速攻でクリアして、あとはチートで最強キャラにして無双して一瞬で飽きたから、こういう発想はなかった。物語でキャラの気持ちなんて殆んど考えないから俺には難しそう。
  • 【箱根駅伝の魅力】「ただ他人が走っているところを見ていて、何が面白いの?」という疑問に全力で答えたい。 - うさるの厨二病な読書日記

    記事は2017年箱根駅伝の記事です。最新の2019年の記事はコチラ↓ www.saiusaruzzz.com 今年も箱根駅伝が終わった 今年も箱根駅伝が終わってしまいました。 青山学院大学三連覇おめでとうございます(・∀・) 子供のころは、「青山学院?? えっ? 出ているの?」くらいの感覚だったのですが、時代は変わるものですね。 お正月の二日間地上波で放送され、毎年高視聴率を記録している箱根駅伝ですが、存在くらいしか知らない人もいると思います。 「関東人以外は興味がないのかな?」と思いきや、札幌から飛行機で来て午前二時から場所とりをして往路スタートを待っている、なんていう強者がテレビで紹介されていましたので、住まいも関係ないのかもしれません。 箱根駅伝にほとんど興味がない人からよく聞かれるのが、 「他人がただ走っているだけのところを見ていて、何が面白いの?」 という質問です。 この質問

    【箱根駅伝の魅力】「ただ他人が走っているところを見ていて、何が面白いの?」という疑問に全力で答えたい。 - うさるの厨二病な読書日記
    kei_1010
    kei_1010 2017/01/05
    こんな視点で観れるなら、テレビのバラエティでも楽しめるんじゃないかな? 例えば「この番組はこの局ではこういう位置づけでプロデューサーのランクは云々。この芸人はあれでこれがどうたら」。CMでも楽しめそう。
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