新大河「麒麟がくる」、なかなか良いテンポ。しかし光秀が道三を批判する際、「論語」を持ち出すのは意味深。なぜなら「論語」の最終章は、孔子が麒麟の死体を見つけるところで終わるのだから……。光秀は麒麟を見つけられるのだろうか……。 #麒麟がくる #NHK— fools kitchenの不条理ツイート。 (@foolkitchen1) January 19, 2020 こういう場面。 諸星大二郎「孔子暗黒伝」孔子が死んだ麒麟を見る諸星大二郎「孔子暗黒伝」孔子が死んだ麒麟を見る孔子暗黒伝 (集英社文庫(コミック版)) 作者:諸星 大二郎出版社/メーカー: 集英社発売日: 1996/11/15メディア: 文庫 もとより、この作品は孔子の忠実な伝記でもなんでもない。おなじデンキでも記の字ではなく「奇」、伝奇ものだ(笑)。 だが、この場面は…というか作品全体が、やはり孔子の真実の一部をうがっている、といえ