異業種参入が進む銀行業界 フィンテックの世界的潮流と、未来の可能性を追う本連載。 【第1回】では続々と金融業に参入する国内の大手企業についてお伝えした。なかでもLINEが銀行業に進出したのはセンセーショナルであり、しかしこれまでの事業スキームから考えれば必然といえる流れでもあった。LINEの参入ははみずほフィナンシャル銀行との合弁会社を設立するが、異業種の参入が進むなか、銀行側はどのようなスタンスで時代に望むのであろうか。 そこで【第2回】ではフィンテック時代に銀行が持つべき戦略を考察していく。 今ある銀行は必要なくなる? 世界第2位の金持ちと言われているビル・ゲイツ氏(マイクロソフト創業者)は「銀行機能は必要だが、今ある銀行は必要なくなる」という趣旨の発言をしているそうだ。 数多くのFinTech企業が日々多様なサービスを生み出している現在、銀行を「新たなイノベーションによって淘汰される
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