巨人の高橋由伸監督(43)が電撃辞任を発表するなど、ペナント終盤で球界が激震する中、この人だけはマイペースだ。阪神、ヤンキースなどで活躍した井川慶投手(39)が今もNPB復帰を夢見てトレーニングを続けている。昨季で独立リーグ兵庫ブルーサンダーズとの契約を終了。古巣グラウンドや神戸・ノエビアスタジアムのジムで体を動かす日々だが、かつての沢村賞左腕はどんな心境でいるのか。直撃すると、意外な“第2の人生プラン”が頭にあるようで…。 ――NPB復帰の思いはまだある 井川:プロ復帰というのは表向きというか…。僕はヒジも肩も痛くないし、体が動く。ボロボロになって終わる人が多いんだけど、自分は元気ですし、なおかつ投げられる。いつでも辞められると思っているし、やっていないと打撃投手とかだってできないですから。 ――とはいえ収入もない 井川:今はお金が必要かといえばそうでもないし、働かないと家がダメになると