2021年12月現在、博士論文を執筆しています。執筆にあたって関連する本をいくつか読み、それなりに学ぶところもあったので、いったんこの記事にまとめておきます。 前提 博論執筆に役立つ本には、次の2種類があるように思います。 博士論文の構成や書くべき内容がわかる本博士課程の過ごし方や、博論の執筆スケジュールがわかる本 1は論文そのものに焦点を当てた本、2は論文を執筆する院生やその生活にフォーカスした本というイメージです。 こと博論については、1だけでなく2も重要です。というのも、博論の執筆が進まないときは、論文自体よりも、往々にして院生生活に原因があることが多いように思うからです(日々の雑事を優先して博論が後回しになってしまう、など)。 そのため、1と2の両方について何か有益な情報が得られればと思い、以下の本を読んでいきました。 博論に特化した本 The Dissertation Journ