富士フイルムのコンパクトデジタルカメラ『X100F』を購入した。X100Fは私が愛用していたX100Tの後継機。「F」は「Fourth」の頭文字で、4代目という意味だ。 X100シリーズの一番の魅力はパッケージングにある。 X100Fのサイズ感は、冬はアウターのポケットに入って、夏は小さなカメラポーチに入る大きさだ。家でカメラを寝かせていても写真は撮れない。手軽に持ち運べるメリットは、何物にも代え難い。 そんな小さなボディに、ハイエンドな機能が詰め込まれている。X100シリーズは4代目で大きな進化を遂げた。センサーはX-Trans CMOS IIIが採用され、画素数が2400万に上がった。フォーカスの専用レバーが搭載され、デジタルテレコンバーターが使えるようになった。基本スペックはX-Pro2と同じだ。 今回は、先代のX100Tと比較しながらX100Fの評価を伝えたい。デグレードした機能に