岡崎市美術博物館を撮りたかった。ガラスの建築と自然のコントラストが絵になる博物館で、いい写真が撮れると確信して意気揚々と向かったのだが、到着すると無情にも改装中の看板が立っていた。仕方なく別の場所に向かったのだが、家に帰ってよくよく調べてみると、私が訪れたのは二文字少ない岡崎市美術館だった。下の写真は「美術館」の中を無駄に恨めしく撮ったもの。建物の中に庭があって、そこからガラスの建築が撮れると思っていたのだ。 ただ、無駄な行動も時には功を奏することがある。意気消沈して美術館を去り、周りをふらっと歩いていると、絵になる歓楽街を見つけた。私は撮影スポットに対する嗅覚が少しあるようで、予期せず迷いこむことがある。 場所は「美術館」から歩いて数分のところにある明大寺町歓楽街。町の名前は明大寺だが、最寄駅は愛知環状鉄道の六名駅(むつな)で、古くからある歓楽街のようだ。 私が訪れたのは午後の早い時間帯