NFC+SEは必須事項ではない――「モバイルペイメントの次」に向けて動き出した携帯業界:Mobile World Congress 2014(1/2 ページ) 筆者が2011年2月に開催されたMobile World Congressを機に、NFCとモバイルペイメントに取材対象を絞り始めてから3年間。今年のMWC 2014はNFC+モバイルペイメントの世界で最も大きな地殻変動を感じられたイベントとなった。 MWCを主催するGSMAは主に携帯キャリアが集まった業界団体であり、MWCで発せられるメッセージも携帯キャリアの意向を強く受ける。そうした中で出されるNFC+モバイルペイメントに関するメッセージは、携帯キャリアがユーザーに提供するSIMカード内のセキュアエレメント(SE)にすべての情報を集め、これをNFCを通じて各種サービスを利用するための“ハブ”とすることだった。 「おサイフケータイ」
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