GDHは11月18日、コンテンツ投資会社のGDHキャピタルを2005年12月8日に設立すると発表した。資本金は3億円で100%GDHの出資となる。代表取締役にはGDH ファイナンス部門長の後藤文明氏が就任する。 GDHキャピタルでは、アニメや実写、ゲームなどのコンテンツに対して投資をするコンテンツファンドの組成および運営と、将来有望なコンテンツメディア企業などに対して投資をするベンチャーキャピタルファンドの組成および運営の2つを核に事業を展開する。コンテンツファンドでは、GDHグループ以外の企業やコンテンツへの投資、融資、完成保証をするものと、GDHグループコンテンツへの投資をするものの、2つのファンドを組成する計画だ。 ファンド規模は約100億円程度を予定しており、2010年度には合計約1000億円程度まで拡大する計画だ。 また、GDHは同日、2005年9月に子会社化したオンラインゲーム
フジテレビジョンは11月25日、アニメ制作会社のプロダクション・アイジーとともにフルCGアニメや実写映画、DVDなどを制作する有限責任事業組合(LLP)「フジ・IG・ラボ・フォー・ムービーズ(FILM)」を設立することを発表した。2006年1月下旬にスタジオをオープンさせる予定だ。 出資金総額は2億円。出資金比率はフジテレビが86%、プロダクション・アイジーが14%となる。 FILMでは、フルCGアニメや実写作品の動画を制作するほかに「スターウォーズ」やピクサーアニメの音響を手がける米Lucasfilmの音響制作部門Skywalkey Soundと専用回線「Skynet」で接続し、ハリウッド映画の制作環境と同品質の音響制作をする。また、米国THXと協力し、高品質なDVDの制作をする予定だ。スタジオにはアップルコンピュータの最高スペックのハードウェアと最新ソフトウェアを導入する。 フジテレビ
GDH、「マルドゥック・スクランブル」を革新的な3DCGキャラでアニメ化 冲方 丁原作の人気SF小説の原作利用権を取得 株式会社GDH(本社:東京都新宿区、代表取締役社長:石川真一郎、証券コード:東証マザーズ3755、以下GDH)は、この度、冲方 丁原作の人気SF小説「マルドゥック・スクランブル」の原作利用権を取得し、アニメ制作のプリプロダクションを開始したことを発表いたしました。 「マルドゥック・スクランブル」は、若手SF作家、冲方 丁原作作品で、2003年に日本SF大賞を受賞し、これまでに全3巻累積16万部を販売する人気小説です。今回のアニメ「マルドゥック・スクランブル」は、原作者、冲方 丁による脚本をもとに、GDHのグループ会社、株式会社ゴンゾ(以下GONZO)に所属する監督を初めて起用して製作するものです。今回監督を務めるソエジマ ヤスフミは、ANIMATRIX制作や巌窟王デジ
スタジオジブリが徳間書店から独立することが10日明らかになったが、これまで大手企業の下請け的な役割に甘んじていたアニメーション制作会社にとって、新たなビジネスモデルとして注目を集めそうだ。 経済産業省の関連団体「デジタルコンテンツ協会」のまとめによると、テレビ、映画興行の収入、DVDなどソフト販売を合計した2003年のアニメーション市場規模は3739億円にのぼった。これに対し、アニメーション制作会社の売上高は966億円にとどまっている模様だ。 制作会社は、テレビ局や広告会社などの発注を受けて、下請けの形でアニメーションを制作することが多い。著作権は原則として資金を出した発注企業に帰属するので、大ヒット作品が生まれても、制作会社がそれに応じた収入を必ずしも得られない構造となっている。 この背景には、約400社あるといわれるアニメーション制作会社のほとんどが、不動産などの担保を持たないため、自
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