スタジオジブリが徳間書店から独立することが10日明らかになったが、これまで大手企業の下請け的な役割に甘んじていたアニメーション制作会社にとって、新たなビジネスモデルとして注目を集めそうだ。 経済産業省の関連団体「デジタルコンテンツ協会」のまとめによると、テレビ、映画興行の収入、DVDなどソフト販売を合計した2003年のアニメーション市場規模は3739億円にのぼった。これに対し、アニメーション制作会社の売上高は966億円にとどまっている模様だ。 制作会社は、テレビ局や広告会社などの発注を受けて、下請けの形でアニメーションを制作することが多い。著作権は原則として資金を出した発注企業に帰属するので、大ヒット作品が生まれても、制作会社がそれに応じた収入を必ずしも得られない構造となっている。 この背景には、約400社あるといわれるアニメーション制作会社のほとんどが、不動産などの担保を持たないため、自
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