世界一の超高層ビルが原因で地震増加? 2005年12月12日 コメント: トラックバック (0) AP通信 2005年12月12日 台北発――台北国際金融センター(台北101)は世界一高い超高層ビルで、台湾で頻発する地震にも耐えるように設計されている。しかし、建物の重量の影響で周辺地域の微弱地震の発生回数が増加している可能性があるとの研究を、台湾の研究者が米国の科学誌に発表した。 この研究を行なったのは台北の国立台湾師範大学で非常勤教授を務めるリン・チェンホン氏(地震学)だ。リン氏によると、高さ508メートルの台北101――101階建て(地上部分)であることからこの名がある――は、地震を起こす活断層の真上に建設された可能性があるという。 11月30日発行の『地球物理学研究レター』(GRL:Geophysical Research Letters)に掲載された論文で、リン・チェンホン氏は、台