シマンテックは、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」経由で情報を流出させる新たなウイルス「Exponny」に対する注意を呼びかけた。 シマンテックは3月17日、P2P型ファイル共有ソフト「Winny」経由で情報を流出させる新たなウイルス(トロイの木馬)、「Exponny」に対する注意を呼びかけた。 感染するとWinnyネットワーク上にさまざまなファイルをアップロードさせるウイルス「Antinny」の被害が報じられているが、Exponnyはさらに悪質だ。Antinnyは、感染したPCの特定のフォルダやMicrosoft Office形式、テキスト形式のファイルなどを流出させるが、ExponnyはWinnyのアップロード設定を変更し、ローカルドライブ自体をすべて、共有アップロードフォルダとして公開する。 この結果、PCのローカルドライブに保存されているすべてのデータが、外部のユーザーに公開