カルピス。なんてもうギャグにもならないのかと思ったら、JMAMというサイトの”「創業者から何を学ぶか」経営コンサルタント・市川覚峯第3回”(参照)が冒頭いきなりこれで飛ばしていた。声はできたら浜村淳で。 初恋の味といえばだれもが知っている、あのカルピス。もう80年もの間、初恋を続けてきている。甘酸っぱい独自の味を生み出したのは三島海雲という、純情一途の男であります。 ここで歌が入るといいんだけど、先に進む。 寺の息子として生まれた三島は、13歳で得度し、本願寺の大学寮に学び、“国利民福”つまり国の利益と人々の幸福を常に考える人生観を抱きます。 25歳で中国大陸に渡り、大隈重信の勧めで蒙古の緬羊の改良に着手します。そして日本のために万丈に気を吐く大活躍をします。ある時彼は蒙古の家の軒下の瓶に入った、甘酸っぱい乳と出会います。蒙古の人々が健康で兵隊も元気があるのは、この乳のおかげであることを確