今も一部に熱狂的ファンを持つこのゲーム、コナミMSXゲームとしては初となる本格パズルゲームである。あらゆるジャンルに手を出していたコナミであるが、パズルを主体とした作品はこの『王家の谷』と続編『エルギーザの封印』のみである。『シャロム』のゲーム内にパズル的な要素はあったが、あれは例外としていいだろう。 英国マンチェスター生まれの冒険家“ビック”を操り、王家の谷に隠された“秘宝珠”を全て手に入れるのが目的である。 ↑中央やや上がプレイヤーが操るビック。下のお宝を掘るためにツルハシで壁を崩す。一度崩した壁は、いわゆるロードランナータイプのように元に戻ったりはしない。 パズルゲームといってもそこはコナミなのでアクション要素が盛り込まれており、ウロウロするミイラ男を避ける、あるいは剣を投げつけて倒しつつ、ツルハシで床に穴を開けて道を切り開く。ミイラ男は4種おり、なんとなくそのへんを歩いているもの、
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