AERA 2020年12月7日号よりこの記事の写真をすべて見る コロナ禍も後押しして、今、DX(デジタルトランスフォーメーション)の波が押し寄せている。仕事の幅を広げるためプログラミングを学ぶ社会人や、社員向けにプログラミング講座を取り入れる企業も出てきた。その一方で、コロナ禍の不安定な世の中で、手に職をつけるためにエンジニアを目指す人もいるという。AERA 2020年12月7日号で取材した。 * * * 先行き不透明な中、求人数が多いエンジニアへの転職や、副業での収入増を目指してプログラミングを学ぼうという動きもある。エン・ジャパンが運営する「エン エージェント」マネージャー、藤村諭史さん(37)によると、小売りや旅行業界などダメージが大きい業界などからの転職希望者が増加。「エンジニアなど在宅でも働ける、手に職をつけたい人が明らかに増えています」(藤村さん) とはいえ、採用自体を凍結