三重県名張市で1961年に、農薬入りぶどう酒を飲んだ5人が死亡した「名張毒ぶどう酒事件」(以下「名張事件」)について死刑判決が確定していた死刑囚が再審を請求していたが、その第7次再審請求審において、4月5日、名古屋高等裁判所(小出〓一裁判長、〓は金へんに享)は、「自白の信用性には重大な疑問があり、確定判決の有罪認定は合理的な疑いが生じている」として再審開始を決定した(東京新聞の記事)。 この事件は、逮捕された被疑者が捜査段階では自白していたが、公判段階で否認に転じ、津地方裁判所は、1964年12月に無罪を言い渡した。しかし、検察官が控訴し、名古屋高等裁判所が1969年9月に、無罪判決を破棄し、逆転の死刑判決を下し、最高裁判所も1972年6月に上告を棄却し、死刑が確定していた。 その後、死刑囚側は再審請求を繰り返したが、第6次請求までは認められず、弁護団が第7次請求をしていた。 死刑囚に再審
「足利事件」の菅家利和さん(62)の釈放でも注目された「取り調べの可視化」。民主党は総選挙で「冤罪を防止する」として全面的な導入を訴えた。新政権が発足し、弁護士らから期待の声が上がる一方、捜査当局には「取り調べの現実を知らない」「検挙率が下がるだけ」と強い抵抗がある。(吉永岳央、阿部峻介) 17日、鳩山内閣の新閣僚の就任記者会見。取り調べの全面可視化について、千葉景子法相は「国際的な趨勢(すうせい)になっている」、中井洽国家公安委員長は「すべての事件で実施したい」と、いずれも導入に前向きな姿勢を示した。 だが、抵抗を示す県警の捜査員は少なくない。 「容疑者との信頼関係が作れなくなる」。県警幹部の一人はこう語る。取り調べの際に、自らの身の上話を交えて会話を重ね「この人なら話そう」と心を開いてもらう――。こうした手法をとってきた取調官も多く、時に多少の脚色や誇張が混じることもあると
栃木県足利市で90年に女児が殺害された足利事件で、無実の罪を着せられた菅家(すがや)利和さん(62)の裁判をやり直す再審の初公判は10月21日に決まった。宇都宮地裁(佐藤正信裁判長)で半年間審理される見通しだ。過去の再審は迅速な無罪判決の言い渡しに主眼が置かれ、冤罪(えんざい)や誤判防止などに関する議論はほとんどなかった。検察側が争わない姿勢の今回は異例の長さだ。私は再審を、現行法制度の不備や問題点をあぶり出し、必要な法整備を進める議論の礎にすべきだと思う。 再審の進め方について、佐藤裁判長は4日に同地裁であった弁護団、検察側の3者協議で、半年間の日程を主張し、一定の証拠調べをする意向を示した。だが、「誤判原因の解明は裁判所の権能を逸脱する」とも述べており、具体的にどんな証拠調べが行われるかはまだ分からない。 宇都宮地検も同様の見解だ。高崎秀雄次席検事は「(検証を求める菅家さんの)思いは分
在宅の事件は、処理期限がないので、困ります。 H21.10.1 検察官送致(書類送検) H21.10.2 「2週間くらいで呼び出して処分決める H21.10.30 検察官「10/1に送致されたばかりだから、これから調べる。」
ふじ本まり子です。感謝の心を大切に!そして、地域の声を確実に県政へ届けるため、全力で活動をつづけます。 9月24日夜6時30分より県民文化会館小ホールにて和歌山弁護士会主催による講演会がありました。足利事件の冤罪により17年半も刑務所に服役していた菅家利和さんと佐藤弁護士のお話を直接聴くことができました。 足利事件とは? 1990年5月、栃木県足利市のパチンコ店駐車場で4歳の女児が行方不明となり、翌日渡良瀬川河川敷で遺体発見。内偵捜査を経て91年12月、DNA鑑定を頼りに菅家利和さんが連行され、「自白」して逮捕、起訴された。93年7月に宇都宮地裁で無期懲役判決、96年5月に東京高裁が控訴棄却し、2000年7月に最高裁で無期懲役が確定。02年12月の再審請求が08年2月に棄却されたが、高裁での即時抗告審で国内初のDNA再鑑定が行われ、不一致と判明。09年6月釈放された。 菅家さんはある日突然
前回、ご案内した「株券の電子化セミナー」は、おかげさまで沢山のメールを いただきました。 開催地については、東京のほか、全国いろいろなところからのご応募があり ました。 大阪は、人数がかなり集まりましたので、できる限り、開催の方向で検討し たいと思います。 また、名古屋は、ここ数日、驚異的な伸びを示しており、「名古屋もやった 方がいいのかなあ」という気持ちもありますので、事務所と相談してみます。 福岡、新潟、札幌、広島などをご希望の方もいらっしゃったのですが、現状 では、人数的に難しそうです。 いずれにせよ、9月15日まで募集しておりますので、「参加を検討してみよ うかな」とお考えの上場企業の担当者の方は、引き続き seminar@tmi.gr.jp にメールを送っていただければ幸いです。 さて、4人目の子供が生まれてから、授乳、おむつ換え、沐浴、だっこ、お 兄ちゃんとお姉ちゃんの朝ご飯の
埼玉県警は女性警察官らによる痴漢犯罪撲滅パトロール隊を結成し24日、さいたま市大宮区のJR大宮駅で出陣式を行った。 県警は17日〜30日を電車内の痴漢犯罪撲滅強化期間と定めており、パトロール隊の結成はその一環。期間中、約150人の女性警察官らが制服や私服で警戒に当たる。多数の女性警察官が隊を編成するのは県内初の試みだという。 出陣式には女性警察官83人と男性警察官50人が参加。鉄道警察隊の秋山美穂子警部補が「一致団結し、痴漢犯罪の撲滅に邁進(まいしん)します」と痴漢の撲滅宣言をした後、隊員らは駅構内でのチラシ配りやホームと電車内での警戒活動を行った。
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