ブックマーク / natgeo.nikkeibp.co.jp (48)

  • “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気

    オランダに作られたミニ森林。同様の森林作りは、世界中に広がりつつある。(PHOTOGRAPH BY IVN NATUUREDUCATIE) ある暖かい6月の午後、オランダの町ユトレヒトでは、ニレとヤナギの茂みでカササギが鳴き、葉の上を甲虫が這っていた。すぐ隣には18階建てのビルが建ち、電車の線路が走っている。ここは、「ムジークプレイン(音楽の広場)」と名付けられた小さな人工森林だ。広さは、近くにあるバスケットボールコートとさほど変わらない。2018年に木が植えられる前は駐車場だった。 同じような「ミニ森林」は、オランダ全土で144カ所に作られ、ユトレヒトだけでも7カ所にある。同国のミニ森林計画を率いる団体「IVNネイチャー・エデュケーション」によると、2021年末までにその数は200カ所に増える予定だという。 小さな土地を活用してできるミニ森林プロジェクトは、日の植物学者である宮脇昭氏の

    “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気
    ken-ne86
    ken-ne86 2021/06/29
  • “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気

    オランダに作られたミニ森林。同様の森林作りは、世界中に広がりつつある。(PHOTOGRAPH BY IVN NATUUREDUCATIE) ある暖かい6月の午後、オランダの町ユトレヒトでは、ニレとヤナギの茂みでカササギが鳴き、葉の上を甲虫が這っていた。すぐ隣には18階建てのビルが建ち、電車の線路が走っている。ここは、「ムジークプレイン(音楽の広場)」と名付けられた小さな人工森林だ。広さは、近くにあるバスケットボールコートとさほど変わらない。2018年に木が植えられる前は駐車場だった。 同じような「ミニ森林」は、オランダ全土で144カ所に作られ、ユトレヒトだけでも7カ所にある。同国のミニ森林計画を率いる団体「IVNネイチャー・エデュケーション」によると、2021年末までにその数は200カ所に増える予定だという。 小さな土地を活用してできるミニ森林プロジェクトは、日の植物学者である宮脇昭氏の

    “宮脇方式”の「ミニ森林」が世界で増加、都市部の植樹で人気
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    ken-ne86 2021/06/29
  • 海のプラスチックごみ、主要な流出源は都市部の小さな河川、研究

    インドネシアのシアク川に浮かぶプラスチックと発泡スチロールごみ。(PHOTOGRAPH BY AFRIANTO SILALAHI, BARCROFT MEDIA/GETTY IMAGES) プラスチックごみが海に流れ出るのを防ぐにはどうすればよいか? 一つは、川から流れ出るごみを減らすことだ。 河川は、プラスチックごみが海に流出する主要なルートになっている。2017年の研究では、海へ到達するプラスチックごみの90%が、ナイル川、アマゾン川、長江(揚子江)など世界有数の10の大河から流れ出ているとする成果が発表された。同じ年にもう1件、よく似た研究成果が報告され、大河の浄化が問題解決に大きな効果をもたらすという点で、研究者たちの見解は一致していた。 しかし、2021年4月30日付で学術誌「Science Advances」に発表された新たな論文は、この見解を覆した。プラスチックごみの80%が

    海のプラスチックごみ、主要な流出源は都市部の小さな河川、研究
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    ken-ne86 2021/05/18
  • 海のプラスチックごみ、主要な流出源は都市部の小さな河川、研究

    インドネシアのシアク川に浮かぶプラスチックと発泡スチロールごみ。(PHOTOGRAPH BY AFRIANTO SILALAHI, BARCROFT MEDIA/GETTY IMAGES) プラスチックごみが海に流れ出るのを防ぐにはどうすればよいか? 一つは、川から流れ出るごみを減らすことだ。 河川は、プラスチックごみが海に流出する主要なルートになっている。2017年の研究では、海へ到達するプラスチックごみの90%が、ナイル川、アマゾン川、長江(揚子江)など世界有数の10の大河から流れ出ているとする成果が発表された。同じ年にもう1件、よく似た研究成果が報告され、大河の浄化が問題解決に大きな効果をもたらすという点で、研究者たちの見解は一致していた。 しかし、2021年4月30日付で学術誌「Science Advances」に発表された新たな論文は、この見解を覆した。プラスチックごみの80%が

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    ken-ne86 2021/05/18
  • 最高峰の野生生物写真コンテスト、2020年の受賞作15点

    ロシア極東の森で木に抱き付くアムールトラ。ロシアの写真家セルゲイ・ゴルシュコフ氏はこの貴重な一枚で「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の大賞に輝いた。(PHOTOGRAPH BY SERGEY GORSHKOV, WILDLIFE PHOTOGRAPHER OF THE YEAR) 純粋に美しい瞬間だ。1頭のアムールトラが老木に抱き付き、こずえから差し込む太陽の光を浴びている。目を閉じ、樹皮に頬をこすり付け、至福の笑みを浮かべているように見える。アムールトラは絶滅の危機にひんしているが、この個体は平和に暮らしている。 貴重な一瞬を捉えたのはロシアの写真家セルゲイ・ゴルシュコフ氏だ。ゴルフシュコフ氏は「The Embrace(抱擁)」と題されたこの一枚で、ロンドン自然史博物館が選ぶ「ワイルドライフ・フォトグラファー・オブ・ザ・イヤー」の大賞に輝いた。 審査委員長のロズ・キッ

    最高峰の野生生物写真コンテスト、2020年の受賞作15点
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    ken-ne86 2020/10/17
  • 新型コロナ対策の屋外消毒は危険、動物の大量死も

    道路に消毒剤を散布する戦車型ロボット。3月16日、中国武漢で撮影。現在、専門家は健康上の懸念を理由に、屋外で消毒剤を散布すべきでないと勧告している。(PHOTOGRAPH BY BARCROFT MEDIA, GETTY IMAGES) 新型コロナウイルス感染症(COVID-19)のパンデミックが発生した当初、公衆衛生当局は、ウイルスの拡大を阻止する最も効果的な方法の一つは、人がよく触れるものの表面を消毒することだと考えていた。 その結果、中国韓国、フランス、スペインなどでは、大量の消毒剤が人口密集地域に散布された。トラック、ドローン、さらにはロボットが、道路や公園などの公共空間に消毒剤を浴びせた。 インドネシアではドローンが上空から消毒剤をまき、スペインのある村ではトラクターが何百リットルもの漂白剤を公共のビーチに散布した。 世界保健機関(WHO)や感染症の専門家はこれを受け、消毒剤の

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    ken-ne86 2020/08/22
  • ウナギやサケなど回遊性淡水魚 半世紀で76パーセント減少か

    多くの回遊魚と同様、キングサーモン(マスノスケ)は乱獲、生息域の劣化、海から上流の産卵場所への移動を阻むダムによって、生存が脅かされている。(PHOTOGRAPH BY CRISTINA MITTERMEIER, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 環境保護団体による合同調査で、サケやウナギなどいわゆる回遊性淡水魚について、絶滅の恐れが高まっていることが報告された。 この合同調査は、世界規模で初めて実施されたもので、1970年から2016年の間に、回遊性淡水魚の個体数が76パーセント減少していることが判明した。76パーセントという減少率は、海洋や陸上の移動性野生動物種の減少率を上回るスピードといえる。 「報告書が示唆する劇的な減少スピード以上に、回遊性淡水魚が大きな危機にさらされている可能性があります」と語るのは、報告書の主執筆者である英ロンドン動物学会(ZSL)のステファ

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    ken-ne86 2020/08/01
  • ギャラリー:コロナ政策で部族全滅も、ブラジルのアマゾン先住民が悲鳴 写真8点

    ブラジルで殺害された先住民のために、2019 年にブラジリアで実施されたアートインスタレーション。(PHOTOGRAPH BY ALESSANDRO FALCO) マナウス郊外の診療所でCOVID-19患者を受け入れる準備をするウィトト族の看護師バンデルレシア・オルテガ・ドス・サントス氏。700家族からなるウィトト族コミュニティにおいて、最前線のケアを担当しているのはサントス氏ただ一人だ。(PHOTOGRAPH BY BRUNO KELLEY, REUTERS) アマゾナス州マナカプルで、COVID-19検査の準備をする政府の医療従事者。アマゾナスの人口は400万人で、ブラジルの人口の2パーセントに過ぎないが、同州の感染者は国内で感染が確認されている80万人のうち、7パーセント近くを占めている。(PHOTOGRAPH BY FELIPE DANA, AP) アマゾナス州の州都マナウス郊外で

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    ken-ne86 2020/06/18
  • 音声学者がネコ語の研究を本格始動

    飼いネコとより良いコミュニケーションを取るため、スウェーデンの研究者がネコの鳴き声の解読へ。(説明は英語です) 米ニューヨーク州で昨年行われたアンケート調査によると、ペットを飼っている人のほとんどが、人間に話しかけるようにペットに話しかけているという。また多くの飼い主は、イヌやネコが吠えたり鳴いたりして、空腹や恐れ、トイレに行きたいなどの意思を人に伝えていると考えている。 だとすると、そのとき動物たちが発する声には、ニューヨークなまりがあるのだろうか? そんな疑問を抱き、ネコとの音声コミュニケーションについての研究を立ち上げたのは、スウェーデンの愛家でルンド大学の音声学研究者、スザン・ショッツ氏だ。氏自身も3匹のネコを飼っている。(参考記事:「ネコは飼い主をネコと思っている?」) 実験のため、スウェーデン最南端の町ルンドと、そこから500キロ北にあるストックホルムで氏は協力者を募っている

    音声学者がネコ語の研究を本格始動
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    ken-ne86 2020/03/18
  • 香港デモ半年、日本人写真家が見た若者たちの抗議

    2019年6月の大規模な抗議デモから半年。7月から香港に滞在してきた日の写真家キセキミチコ氏が、香港で今起きていることを、抗議活動を行う若者たちの視点でとらえた。

    香港デモ半年、日本人写真家が見た若者たちの抗議
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    ken-ne86 2019/12/15
  • アリ塚と空調、自然に学ぶエネルギー

    シロアリのアリ塚(写真上)は、いわば小さな都市である。地下にまでトンネルが縦横に張り巡らされ、数十万匹が暮らす。さらに、内部の温度をほぼ一定に保つ仕組みが備わっているという。アフリカ南部のジンバブエでは1996年、シロアリの知恵を空調に応用したビルが建設された。首都ハラレにある複合商業施設、イーストゲートセンター(Eastgate Centre、写真下)は、同国の郊外で見られるアリ塚の構造を取り入れているという。 Photograph by Monica Rua, Alamy (above); Photograph by Ken Wilson-Max, Alamy (below) シロアリのアリ塚(写真上)は、いわば小さな都市である。地下にまでトンネルが縦横に張り巡らされ、数十万匹が暮らす。さらに、内部の温度をほぼ一定に保つ仕組みが備わっているという。アフリカ南部のジンバブエでは1996年

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    ken-ne86 2019/09/29
  • シロアリに「森を守る保険」の役割、実験で解明

    霧が立ち込める熱帯雨林。インドネシア、ボルネオ島のグヌンパルン国立公園で撮影。(PHOTOGRAPH BY TIM LAMAN, NAT GEO IMAGE COLLECTION) シロアリが、危機に陥った熱帯雨林を守る「保険」のような役割を果たしていることが、最新の研究で明らかになった。 シロアリは、森の掃除屋として落ち葉をべ、トンネルを掘って土壌を換気し、生態系全体の「土木工事」を請け負っている。しかし、森の健全な機能を維持するうえで、どれほど重要な役割を果たしているかは、これまで正確にはわかっていなかった。 英ヨーク大学の昆虫学者ハンナ・グリフィス氏の研究チームは、ボルネオ島、マリアウ盆地の特定の区域からシロアリを排除し、その影響を観察することでシロアリの役割を解明。研究成果を1月11日付けの学術誌「サイエンス」に発表した。(参考記事:「アリ塚と空調、自然に学ぶエネルギー」) グリ

    シロアリに「森を守る保険」の役割、実験で解明
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    ken-ne86 2019/09/29
  • 巨大なアリ塚を築くシロアリの集合精神

    ナミビアのシロアリ塚。アリ塚の中には泡のような多数の小室があり、枝分かれする通路で繋がっている。右上は女王アリ。最大15年ほどの生涯で、数億個の卵を産み落とす。 Photographs by Frantisek Staud / National Geographic; (inset) Mark W. Moffett / National Geographic J・スコット・ターナー(J. Scott Turner)氏は過去26年間にわたり、シロアリのアリ塚をプロパンガスで満たし、レーザーでスキャンし、石膏を充填してきた。シラキュースにあるニューヨーク州立大学環境科学森林学カレッジのこの動物生理学教授が行ってきたことは全て、生物学のある謎を探求するためのものだ。小さなシロアリがどうやってこんな途方もない構造物を作り上げるのだろうか? 100万匹、200万匹という集団になるとシロアリは恐るべき

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    ken-ne86 2019/09/29
  • キツツキはなぜ頭が痛くならないのか

    米ネブラスカ州の森で木をつつくズアカキツツキ。激しい労働に耐える頭蓋骨を持っている。(Photograph by Joel Sartore) コツコツと木をつついて幹に穴を開ける鳥、キツツキ。今回は、「なぜキツツキは頭が痛くならないのですか?」という読者からの質問について専門家に聞いてみた。 キツツキが木をつつく理由 「それは答えるのが難しい質問です」と、メールで回答してくれたのは米コーネル大学の鳥類学者ウォルター・コーニグ氏。ただし、もしもつつくことが頭痛や怪我の原因になるなら、「おそらくキツツキが長く存続することはないでしょう」と言う。傷ついた鳥は、捕動物の餌になりやすいからだ。(参考記事:「キツツキに乗って空を飛ぶイタチ、写真はホンモノ?」) キツツキは現在、世界に200種から300種以上いるとされ、木をつつく理由も、巣穴を掘るため、昆虫や樹液を掘り出すため、物を蓄える穴を作る

    キツツキはなぜ頭が痛くならないのか
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    ken-ne86 2019/09/29
  • ゾウの足跡がカエルを育てる、研究

    少なくとも20種の生き物がカンムリキツツキの巣をねぐらにしている。(PHOTOGRAPH BY JOEL SARTORE, NAT GEO IMAGE COLLECTION) 自然界に無駄なものはない。足跡でさえ、誰かの役に立つ。 2019年5月に学術誌「Mammalia」に発表された論文によれば、ミャンマーでは乾期の間、アジアゾウの足跡がカエルの卵とオタマジャクシを育てる場所になるという。 論文の共著者で米カリフォルニア州ラバーン大学の生物学者デイビッド・ビックフォード氏はメール取材に応じ、「水の量が缶ジュース程度」の足跡もあったが、複数の足跡が集まった場所もあったと説明。「メスガエルは思わず卵を産みつけたくなったのでしょう」と述べる。 ビックフォード氏によれば、ゾウの足跡は子育ての場所だけでなく、おとなのカエルたちの避難所にもなる。それが、あちこちに散らばったカエルの生息地を結びつけ、

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    ken-ne86 2019/09/28
  • クジラ1頭に2億円分の経済効果、IMFが試算

    ザトウクジラは大気中の二酸化炭素を取り込み、死んだ後は海底に沈んで炭素を隔離する。クジラ1頭の経済的価値は、生涯で数百万ドルに上る可能性がある。(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) クジラは、驚異的な進化をとげた動物というだけではない。彼らは炭素を海に隔離することで気候変動を和らげてくれる、私たちの力強い味方でもある。 クジラが人類に提供する「生態系サービス」の価値は、1頭当たり200万ドル(約2億1500万円)とする試算を、国際通貨基金(IMF)の経済学者らが同基金の季刊誌「Finance & Development」に発表した。 巨体でカリスマ性のあるクジラの保護は、自然を守りたい個人や政府がやっている慈善事業のようなものと考えられがちだ。IMF能力開発局の副局長ラルフ・チャミ氏が率いる経済学者のチームは、そうした

    クジラ1頭に2億円分の経済効果、IMFが試算
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    ken-ne86 2019/09/28
  • クジラ1頭に2億円分の経済効果、IMFが試算

    ザトウクジラは大気中の二酸化炭素を取り込み、死んだ後は海底に沈んで炭素を隔離する。クジラ1頭の経済的価値は、生涯で数百万ドルに上る可能性がある。(PHOTOGRAPH BY GREG LECOEUR, NAT GEO IMAGE COLLECTION) クジラは、驚異的な進化をとげた動物というだけではない。彼らは炭素を海に隔離することで気候変動を和らげてくれる、私たちの力強い味方でもある。 クジラが人類に提供する「生態系サービス」の価値は、1頭当たり200万ドル(約2億1500万円)とする試算を、国際通貨基金(IMF)の経済学者らが同基金の季刊誌「Finance & Development」に発表した。 巨体でカリスマ性のあるクジラの保護は、自然を守りたい個人や政府がやっている慈善事業のようなものと考えられがちだ。IMF能力開発局の副局長ラルフ・チャミ氏が率いる経済学者のチームは、そうした

    クジラ1頭に2億円分の経済効果、IMFが試算
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    ken-ne86 2019/09/28
  • アマゾン森林火災、実態は「伐採規制前への逆行」

    ブラジル、アマゾンのポルトベーリョ市近郊で消火活動を行う消防士。(PHOTOGRAPH BY ERALDO PERES, AP IMAGES) アマゾン南部では、何千件もの火災がいまも延焼中だ。黒いばい煙がもくもくと吐き出され、汚れた空気が風下の住民にしつこくつきまとっている。森林火災は野生生物を傷つけ、地球に残された最も大切な炭素貯蔵庫の一部を破壊している。 ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の最新の公式データによると、ブラジルのアマゾン地域で2019年に発生した火災は約7万6000件にものぼり、昨年同期に比べ、80%以上も増加している。その後、科学者が衛星画像で火災の範囲と勢いを調べたところ、もっと多くの火災が確認された。今後数カ月は乾期がいっそう厳しくなり、火事はさらに増えると予想されている。(参考記事:「「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り」) 「現在発生している火災の原因

    アマゾン森林火災、実態は「伐採規制前への逆行」
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    ken-ne86 2019/09/04
  • アマゾン森林火災、実態は「伐採規制前への逆行」

    ブラジル、アマゾンのポルトベーリョ市近郊で消火活動を行う消防士。(PHOTOGRAPH BY ERALDO PERES, AP IMAGES) アマゾン南部では、何千件もの火災がいまも延焼中だ。黒いばい煙がもくもくと吐き出され、汚れた空気が風下の住民にしつこくつきまとっている。森林火災は野生生物を傷つけ、地球に残された最も大切な炭素貯蔵庫の一部を破壊している。 ブラジル国立宇宙研究所(INPE)の最新の公式データによると、ブラジルのアマゾン地域で2019年に発生した火災は約7万6000件にものぼり、昨年同期に比べ、80%以上も増加している。その後、科学者が衛星画像で火災の範囲と勢いを調べたところ、もっと多くの火災が確認された。今後数カ月は乾期がいっそう厳しくなり、火事はさらに増えると予想されている。(参考記事:「「アマゾンは地球の酸素の20%を生産」は誤り」) 「現在発生している火災の原因

    アマゾン森林火災、実態は「伐採規制前への逆行」
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    ken-ne86 2019/09/04
  • カモノハシ

    早わかり 分類: 哺乳類 IUCNのレッドリストによる 危機の評価: 近危急種 性: 肉 体長: 頭胴長 38 センチ; 尾 13 センチ 体重: 1.4 キログラム 成人男性(180cm)との比較 プロフィール カモノハシは自然界で最も奇妙な動物だ。事実、最初にこの動物の標を目にした科学者は、違う動物をつなぎ合わせた偽造標ではないかと疑った。カモノハシについて説明するには、よく知られたほかの動物にたとえるのが一番わかりやすいだろう。水かきのついた足とクチバシはアヒル、しっぽはビーバー、胴体と毛皮はカワウソといった具合だ。オスはうしろ足のかかと部分に鋭い毒針を持っており、敵に猛毒のキックを見舞うことがある。 前足で水をかき、うしろ足とビーバーのようなしっぽで舵を取りながら優雅に泳ぎ、水中で狩りをする。皮膚のひだが目や耳に水が入り込むのを防ぎ、鼻孔も防水性のある膜でふさがれる。このよ

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    ken-ne86 2019/09/04