国土交通省より、全国のダムの堆砂に関する最新データが情報開示されましたので、お知らせします。 右の画像をクリックすると、データが開きます。ダムの総貯水容量、堆砂容量、2018年度末の堆砂量と共に、ダムのある水系、河川名、管理者名、流域面積、竣工年月が掲載されています。 ダム計画は100年分の堆砂容量を見込んでおり、少なくとも建設後100年はダムが使えることになっています。しかし、ダム計画を策定する際は堆砂のスピードは甘く見積もられがちであるため、想定よりはるかに早く堆砂が進むダムが少なくありません。堆砂量が堆砂容量を超えたダムは、貯まり続ける土砂で利水容量、治水容量を食われ、ダムの機能を果たすことができなくなります。流入する土砂は、川の流れが緩やかになるダム湖の上流側から貯まっていきますので、大雨が降るとダムの上流で氾濫が起きやすくなります。 今回データが開示されたのは970基のダムでした
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