東京都現代美術館 / 日本テレビは、2003年夏から、毎年、スタジオジブリの企画協力のもと、 アニメーションに関連する様々な企画展を開催してきました。記念すべき10回目を迎える 今年は、「特撮」をテーマにした展覧会を7月10日より開催します。 題して「館長 庵野秀明 特撮博物館 ミニチュアで見る昭和平成の技」。 「エヴァンゲリオン」シリーズをはじめ、数々の作品でファンを魅了してきた監督・庵野秀明。その創作活動の原点であり、多大な影響を与えてきたのが、幼少期からこよなく愛してきた「特撮」でした。 円谷英二が始めた日本の特撮は、精巧なミニチュアで作られた町や山や海を舞台に、 怪獣やヒーローやスーパーマシンたちが活躍し、見る者をワクワクさせてきました。 しかし現在、特撮は、デジタル技術の発展と共に形を変え、その価値を見直す岐路に立たされていると言えます。それとともに、特撮の語り部であり、貴重な財