チベットの独立、それこそがダライ・ラマ法王の切なる願いだろう。 自分たちの国が独立できない、ということの苦悩。想像しようとしても私の想像力では追いつかない。 対立のない世界を願うダライ・ラマ法王をめぐって、すでに対立が起きている現実。 ところで、ダライ・ラマ法王は「仏教のひとつの頂点」に立っているのか。 仏教の多様性を考えると、それは少しばかり偏った見方にように思えてならない。 「ダライ・ラマ法王14世と日本の学者4人の対話から未来が見える」 このイベントは友人が運営に協力しており、友人からの依頼でブログにアップしている。 しかし、残念なことに私はこの日、イタリアに出張中で傍聴することはできない。 パネリストは皆、とても著名な方々である。有意義な提言がされるだろう。そしてたぶん、想像するにそれぞれの方たちはおおむね、未来のあるべき地球について、それほど努力せずとも合意できる方たちであろう。
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