2015年9月8日のブックマーク (1件)

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    自衛権の基層―国連憲章に至る歴史的展開 作者: 森肇志出版社/メーカー: 東京大学出版会発売日: 2009/03/01メディア: 単行この商品を含むブログ (1件) を見る そもそも憲法でいうところの交戦権とか、憲法学の文脈での自衛(権)と国際法上の「自衛権」との関係自体がまったく自明ではない。 書は19世紀にさかのぼって「治安措置型自衛権」という極めて奇妙な概念を掘り起こし、それを今日なじみ深い(ということになっている)防衛戦争型自衛権と対比する。自国にとっての脅威となりうる行動が自国の領域外、管轄権外でなされているにもかかわらず、管轄権のある国家がそれを取り締まらない場合に、自国の利害、安全を守るために、あえて自国の領域外で武力行使をする。その権利が「自衛権」として語られたのである。つまりそれは管轄権を行使しない(できない?)国家自体に戦争を仕掛けるものではない。これは20世紀以降

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