防災訓練のため横浜港大さん橋に寄港した海上自衛隊初の“空母型”ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」=5日午前9時17分、共同通信社ヘリから 海上自衛隊初の“空母型”ヘリコプター搭載護衛艦「ひゅうが」が5日午前、横浜港大さん橋に寄港する。ひゅうがの横浜寄港は初めて。5日午後は防災訓練、6日に一般公開の予定。 防衛省は2010年度予算概算要求に、ひゅうがより大型のヘリ搭載護衛艦の建造費を盛り込んでおり、今回の寄港は新型艦配備に向けたPRの一環ともみられる。 防災訓練は、首都圏直下地震が発生した想定で、海自をはじめ、横浜市や神奈川県警、横浜海上保安部など計5機関が参加。ヘリコプターで負傷者をひゅうがの甲板に搬送する訓練などを実施。 ひゅうがは全長197メートルで、海自の艦船では最大級。哨戒ヘリ11機を搭載できる。 一般公開は6日午前10時から。