サントリー酒類は10日、今月3日に新発売したノンアルコールのビール風味飲料「オールフリー」の販売を一時休止すると発表した。猛暑と健康志向で人気が集中。当初の生産計画を上回る受注があり、生産が追いつかないためだとしている。 [フォト]サントリー、期間限定第3のビール「琥珀の贅沢」を10月に発売 同社が一時販売休止を行うのは、2005年7月のプレミアムビール「ザ・プレミアム・モルツ」以来、5年ぶりという。 オールフリーは同社の武蔵野工場(東京都府中市)のみで生産。8月までに当初30万ケース(1ケースは大瓶20本換算)を生産する計画だったが、10日時点ですでに40万ケース分の受注があった。 同工場だけでは生産が間に合わないため、8月中のオールフリーの出荷は見送ることにした。 同社では「9月上旬を目標に販売を再開したい」とし、オールフリーの増産体制を検討している。 オールフリーは「アル