アース製薬は27日、入浴剤大手の「バスクリン」を買収することを決めた、と発表した。 バスクリンの筆頭株主である投資ファンド「ワイズ・パートナーズ」と同日、契約を結んだ。約150億円強で株式の譲渡を受ける。来年2月末までに払い込む。 バスクリンの売上高は2011年3月期の売上高は124億7000万円、最終利益は2億3000万円の黒字。 アース製薬自身も「バスロマン」など入浴剤を製造販売しており、バスクリンが加わると、入浴剤市場首位の花王と肩を並べる規模に躍り出る。 【関連記事】 アース「フマキラーは話に乗ってくれなかった…」 “殺虫剤バトル”第2幕へ ソニー買収、市場は疑問視 テレビ事業の改善など先決 オリンパス株「空売り」で利益20億円超 ゴールドマンの凄すぎる手口 アース製薬、フマキラー株売却 「乗っ取りと思われ…」統合断念 “殺虫剤対決”アースvsフマキラー 買収、訴