◆国産最新鋭機輸出可能性急浮上 ロイター通信によれば防衛省はロンドン王立防衛安全保障研究所で来週開催の日英安全保障協力会議において、P-1哨戒機のイギリス次期哨戒機選定へ提示を行う見通し、とのこと。 P-1哨戒機は川崎重工が海上自衛隊のP-3C哨戒機後継機として開発中の機体で、作戦行動半径や対潜捜索能力に洋上監視能力等の面で非常に高い能力を保有し、特に航空機として単一のシステムを構成すると共に、その上で艦艇や航空機との連携を視野においた能力を有しており、現在厚木航空基地の第51航空隊において運用試験中、まもなく部隊配備となります。 海上自衛隊は70機程度のP-1哨戒機を導入する計画で、超長距離索敵能力を有する新型アクティブフェーズドアレイレーダーHPS-106や、戦術データリンク用MIDS-LVT端末を搭載するなど性能面でP-3Cの後継機に相応しいもので、併せて四発機構造を採用しているため