(CNN) ロシアのエネルギー大手ガスプロム傘下企業で、同国最大の民間銀行の一つ、ガスプロムバンクのバイスプレジデント、イゴール・ボロブエフ氏は、ウクライナでの戦争に反対して職を辞し、ロシアを離れた。ウクライナ首都キーウ(キエフ)の領土防衛に参加する予定だ。ロシアの独立系オンラインメディア「ジ・インサイダー」のインタビューで語った。 「これ以上ロシアにいることはできなかった。私はウクライナ国籍で、アフティルカで生まれた。ロシアが私の祖国にしていることを外から傍観してはいられなかった」とジ・インサイダーがユーチューブに投稿したビデオでボロブエフ氏は話した。 ビデオの中で同氏は、ロシアのパスポートを持っているにもかかわらずなんとかキエフにたどり着けたと主張し、「勝利までウクライナにとどまりたい」と語った。 ロシアを後にした理由については、「私の祖国は今、危険にさらされている。アフティルカに住む