関市広見の地域イベント「関広見まつり」が17日、同所の広見公民センターを主会場に開かれ、今年も人気のアイドル育成ゲーム「アイドルマスター」のキャラ「関裕美(せきひろみ)」のファンが北海道から九州まで全国各地から集結した。権利者に非公認のため会場にはキャラの名前や画像を一切掲げていないが、主催者側もファンも暗黙の了解の上で、こっそり? 仕掛けられた企画の数々を楽しんだ。
JR東海とJR西日本は17日、夏休み期間中に名古屋から北陸方面へお得に利用できる限定きっぷを発売すると発表した。今年3月に北陸新幹線の金沢―敦賀間が延伸開業して以降、中京圏と北陸を結ぶ特急「しらさぎ」の利用が伸び悩んでおり、てこ入れを図る。 きっぷの名称は「乗ってみよう北陸☆WEB早特21」。7月20日~8月31日(同月10~19日は除く)の期間中、利用日の21日前までに予約すれば、名古屋と福井、金沢、富山間の運賃が最大で半額以上安くなる。名古屋―敦賀間は「しらさぎ」のほか東海道新幹線「ひかり」「こだま」の普通車自由席を米原駅まで利用することも可能。敦賀駅より先は北陸新幹線の普通車指定席を利...
名古屋市は、まだ使用できる粗大ごみの家具などを日本最大のフリマサービスの「メルカリ」に出品し、廉価で販売する取り組みを始めた。不要な家具や家電の売買を仲介するサイトや、リサイクルショップの一括査定をするサイトの紹介も併せて開始。いずれも来年3月末までの実証実験で、「物の再利用(リユース)」の促進を図る。 市は1998年11月に粗大ごみの有料回収を開始。99年10月、粗大ごみの家具の販売を南リサイクルプラザ(南区)で始めた。これまでは抽選販売で、現地で申し込んだ後、当選者に代金の納付書が送られ、振り込み後に商品を受け渡すという仕組み。時間がかかる上に煩雑だった。 そこで、今月5日の「環境の日」からメルカリのサイトに同プラザで展示中の家具を出品。価格は300~1500円程度で、購入希望者はスマートフォンのアプリやパソコンのサイトからキャッシュレス決済で購入できる。購入した商品の配送はできず、同
県浜松土木事務所は二十三日、浜松市西区の遠州灘海岸に漂着した鉄球状の不審物を撤去した。不審物は約三百キロで、表面には刻印や型番などの文字は確認できなかった。中身を確認するために解体後、廃棄処分する予定。 午前九時からの撤去作業には、県職員と建設会社社員計六人が対応。不審物の突起部分にワイヤを取り付けた後、ショベルカーでつり上げながら、十トントラックの荷台に運んだ。廃棄まで浜松市内の建設会社に仮置きされる。 不審物は、漁や調査などに使われる鉄製のブイ(灯浮標)の可能性が高いとみられる。浜松土木事務所の福田達樹さんは「何らかのブイと推測している。撤去を終えてホッとしている」と安堵(あんど)の表情...
2021年の衆院選で落選したり、不出馬だったりした元議員のJR無料パスの返却状況を記した資料の一部。黒塗りされ「紛失届」の記載もある 現職の国会議員が職務の際に全てのJR線を無料で利用できる「鉄道乗車証」(通称・JR無料パス)について、前回の衆院選(二〇二一年十月)で落選したか、立候補しなかった元議員の一割以上が紛失届を衆院事務局に提出し、返却していなかったことが分かった。パスの購入費は国費で賄われ、議員でなくなった際の返却が法律で義務付けられている。 (伊藤隆平) パスは「国会議員の歳費、旅費及び手当等に関する法律」の第一〇条で、「各議院の議長、副議長及び議員は、その職務の遂行に資するため」に交付を受けるとされている。このため、衆参両院の事務局が元議員に返却を求めているが、紛失に対する罰則はない。
愛知県豊橋市の豊橋総合動植物公園(のんほいパーク)で、県内の山間部で有害鳥獣として駆除されたシカを、猛獣の餌にする「屠体給餌(とたいきゅうじ)」が本格化している。駆除後、廃棄されている現状の中、シカ肉を処理する施設が同県東栄町に誕生したことがきっかけ。他県の動物園からも問い合わせがあり、命を次の命につないでいく東三河発の取り組みが広がりそうだ。 ポキポキ、パキパキ…。パークの獣舎で、三歳の雄のライオン「アース」が時折、目を細めながら、シカ肉を堪能していた。与えられたのは、あばら骨などを含む三キロ。普段、馬肉などは五分ほどで食べ終えてしまうが、一時間ほどかけて完食した。食事に時間がかかり、胃に負担がかからないという。 パークは二〇一九年九月から、飼育動物に心地よい環境づくりを進める「環境エンリッチメント」の具体策として、屠体給餌を開始。当初は九州の会社から肉を取り寄せていたが、運搬費用がかさ
退陣を表明した菅義偉首相に近く、政府の成長戦略会議委員を務める竹中平蔵慶応大名誉教授が六日、本紙の取材に応じた。菅政権の新型コロナウイルス対策には「総理が一番戦って、崩せなかったのが『厚生ムラ』。代弁者でもある政府のコロナ対策分科会は、病床確保をほとんどやらなかった」と指摘。病床確保などに、厚生労働省を中心とした現在の医療体制そのものが障害になったとの認識を示した。「次の総理も同じ問題に直面する。ムラの解体が最大の成長戦略だ」と語った。 (中崎裕) 竹中氏は、分科会について「二つのミッションがある。一つは感染を抑えることで、二つ目は病床などの確保だが、病床確保はほとんどやらず、感染を抑えろ抑...
愛知県蒲郡市で新型コロナウイルスに感染した50代男性が「ウイルスをばらまく」と知人に言い残してフィリピンパブなどを訪れた問題で、この男性が18日午後1時ごろ、県内の入院先の病院で死亡した。男性は新型コロナウイルス感染前から重い持病があったという。関係者への取材で分かった。 男性は4日に陽性が判明した後、県の自宅待機の指導に従わず、1人で同市内の居酒屋とフィリピンパブに立ち寄った。両店は店内を消毒した上で同日から営業を停止。パブ経営者の男性は13日、営業を妨害されたとして県警蒲郡署に被害届を提出、県警は業務妨害の疑いがあるとみて捜査する方針を発表していた。 パブでは30代の女性従業員が新型コロナウイルスに感染していたことも12日に判明。この男性に接客はしていなかったが、店に居合わせていたことが分かっている。男性の両親も先に新型コロナウイルスに感染していることが確認されていた。 (中日新聞)
東山動植物園(名古屋市千種区)で、死んだ後に解剖されたミシシッピワニの胃の中から330枚以上の硬貨が出てきた。重さ2・6キロ、金額にして3650円以上。園では、さい銭感覚でワニの池に硬貨を投げ込む人がおり、ワニが30年にわたってのみ込んだとみられる。 ワニは1965年に来園し、今年5月に死んだ雄「ミッピー」。解剖の結果、死因は老衰とみられ、硬貨との因果関係はないという。 出てきた硬貨は、100円玉4枚、50円玉11枚、10円玉225枚、5円玉90枚、ゲームのコイン6枚。そして胃酸で溶けて原形をとどめていない多数の1円玉と、小石もあった。 ワニは胃の中で食べ物をすりつぶすために小石をのみ込む習性がある。硬貨を小石やえさと間違えてのんだ可能性はあるが、詳しい理由は不明という。 ミッピーは来園当初、ガラス張りの水槽で飼育されていたが、89年に新たに完成した自然動物館に移された。同館のワニ池は吹き
狭すぎることで有名だったあの駅が、ついに改修の日を迎える。名古屋鉄道は、名古屋本線の西枇杷島駅(愛知県清須市西枇杷島町)について、ホーム拡幅などの工事に着手する。同駅は、あまりの狭さからベンチや屋根もなく、電車が来る直前まで乗客が待つことすらできなかった。地元の利用者が利便性向上を喜ぶ一方、鉄道ファンからは惜しむ声が上がりそうだ。 「名古屋方面の電車がまいります」。駅係員の声が響くと、細長い無人のホームに向かって、改札を通過した利用客が次々と踏切を渡っていく。西枇杷島駅で毎朝見られる珍光景だ。
北陸新幹線と一体的な構造になる県道橋「新九頭竜橋」(仮称、四百十四メートル)の工事が十六日、始まった。新幹線用の九頭竜川橋は先行して工事が進み、今回はその両側部分に造られる。新幹線と道路の一体橋は全国初になり、二〇二三年春敦賀開業までの完成を予定している。 新九頭竜橋は、福井市北東部の九頭竜川に架かる。同市開発町の国道416号を起点に北上し、坂井市に至る県道「福井森田丸岡線」の一部。県福井土木事務所によると、片側二車線で、幅は路肩と歩道を含め各十一メートルになる。 三月に工事契約を結び、出水期(六月十六日~十月十五日)が終わるのを待って工事が始まった。最初は資材の搬入路や仮設の足場を整える。橋脚は一五年十月に始まった新幹線工事で完成しており、今回は橋桁を延ばす作業からスタートする。橋脚を起点とし、左右方向にコンクリートを打ち足していく「やじろべえ方式」を採用。上流側と下流側を同時に進行させ
愛知県武豊町若宮にある県営住宅の敷地で、同町の新聞配達員の男性(31)が男に刃物で襲われて重傷を負った殺人未遂事件で、男性は犯人の男から最初に右脇腹を切られ、体勢を崩して転倒した後も腹部や背中を執拗(しつよう)に切り付けられていたことが、捜査関係者への取材で分かった。 男性のヘルメットも刃物による傷が残っており、県警は男に強い殺意があったとみて調べている。 捜査関係者によると、男性は12日午前2時45分ごろ、新聞を配ろうとバイクを降り、県営住宅の階段を上ろうとした際に男に鋭利な刃物で襲われた。男性は不意打ちのように右脇腹を切られ、あおむけに転倒。その後もほとんど抵抗できないまま、腹部や背中を切り付けられたという。 大きな切り傷は4カ所に上り、傷口は長さ5~10センチに達した。ほかにも全身に切り傷があり、かぶっていたヘルメットには長さ10センチ程度の傷が残っていた。 県警は住民の目撃情報など
経済産業省は十五日、有識者による新エネルギー小委員会に、大規模太陽光発電所(メガソーラー)の新規の認定を凍結するなど、再生可能エネルギー固定価格買い取り制度の抜本見直しに向けた素案を示した。年内に一定の結論を出す。再生エネの拡大に貢献してきた制度は二年余りで大幅に見直されることになった。再生エネ普及の象徴として各地に建設されてきたメガソーラーだが、計画の練り直しを迫られる可能性が出てきた。 買い取り制度は、再生エネの発電事業者が大手電力会社に買い取りを申し込む前に、政府から計画の認定を受けなければならない。風力発電は環境影響評価(アセスメント)に数年かかるため、参入しやすい太陽光に人気が集中し、認定件数の九割を占める。買い取りの価格設定は風力より太陽光の方が高いため、電気料金に上乗せされる料金は太陽光が増えるほど大きく上がるとみられている。 経産省は太陽光に偏った現状を見直すため、メガソー
名古屋・守山署が事件の捜査で収集した証拠品が愛知県瀬戸市の山中に大量に投棄されていたことが、関係者への取材で分かった。証拠品には守山署が保管していたことを示すタグが付けられており、県警は故意に捨てられた可能性が高いとみて、証拠品を回収して経緯を調べている。 関係者によると、証拠品は17日に現場の山中を通り掛かった市民が発見し、瀬戸署に通報した。県警が調べたところ、捨てられていたのはバールやカメラなどで、窃盗などを捜査中の複数の刑事事件で収集した証拠品だと判明した。証拠品は段ボール数箱分の量に及び、それぞれに守山署と記されたタグが付けられていた。2008年前後から収集し、署で保管していた証拠品とみられる。 県警によると、証拠品は時効成立半年前までに検察庁に送致しなければならないことが内規で定められている。県警は、証拠の管理に関わった警察官が、何らかの理由で不法に投棄した可能性があるとみて、証
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