タグ

関連タグで絞り込む (2)

タグの絞り込みを解除

思想とworkに関するkenjeenのブックマーク (2)

  • 労働力(商品)になること - heuristic ways

    谷有希子さん*1の小説『生きてるだけで、愛』を読んで、人が「労働力(商品)になる」ということは、決して当たり前のことではなくて、実はさまざまな条件をクリアしないと、自分を「労働力(商品)」として実現・維持することは困難な事柄なのではないか、というようなことを考えた。 この小説は、25歳の「メンヘル」(・過眠症)の女性の「精神的に浮き沈みの激しい毎日」を一人称で描いたもので、自分自身が制御しがたい衝動と無気力の束であるような脱社会的な主観性を内側から描こうとした試みだといえるかもしれない。「あたし」(板垣寧子)は、32歳の雑誌編集長・津奈木と3年前から同棲しているが、1ヶ月前に職場のトラブルで「時給九百円のスーパー」のバイトを辞め、部屋に閉じこもって、だらだら寝たり、過眠症の人間が集うネットの掲示板に書き込みしたり、時々料を買いに出かけたりして過ごしている。津奈木は半年前に編集長をまか

  • ■ - for dust you are and to dust you will return

    の高校生や大学生に、「なぜ人々を平等にしようとした社会主義は結局失敗してしまったのか」という問いを行うと、おそらく圧倒的に多い回答が次のものだろう。「社会主義では、お金が平等に分けられるので、人々は努力をしなくなった。だからみんな怠けてダメになった」この見解は、日では通俗化されたもので、「だから競争の中で努力しなければいけないんだ」という日人の勤勉な意識が透けて見える。 同じ質問をヨーロッパ人にすれば、どう回答するだろうか。 私は留学中に「ソ連などの社会主義国が失敗した原因は何か」という問いをヨーロッパ人に対して3回ほど行ったが、各人に差はあれど、「失敗した社会主義国」の代表格であるソ連が結局は独裁の横行する危険な国家になってしまったことに言及した。結局は、社会主義はスターリンの粛清を生み出してしまった。それは社会主義者の一部が(もしくは社会主義者の多く)が暴力的で革命や暴動を好む

    ■ - for dust you are and to dust you will return
  • 1