製造業の分野では続々と生産拠点を中国へ移し、コストダウンを図ってきた日本企業。そして今、人事や経理などホワイトカラーの仕事までもが次々に中国へ移っている。大連や上海などの都市では、日本語を話せる人材の育成を強化し、日本のサラリーマンの5分の1以下という人件費を武器に、日本企業の仕事を大量に請け負っているのだ。中国にホワイトカラー業務を移した日本企業は2500社に上る。http://www.nhk.or.jp/special/onair/070903.htmlネットワーク上を流れるデータの単位であるパケットは、もとは小包の意味。それまでは郵便でホワイトカラーの仕事を実際に小包にして中国へ往復させて処理するなどは非現実的で、足元の日本国内で処理する労働の需要があったかもしれないが、インターネットの登場で全世界的にあらゆる労働がパケット化して流通しはじめている。しかも、重要な点は非正規雇用者がす