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bookと進化に関するkenjeenのブックマーク (3)

  • 進化生物学――科学と価値のあいだ | 科学的世界観のblog

    『社会生物学論争史 ―― 誰もが真理を擁護していた』 2 ウリカ・セーゲルストローレ 垂水雄二 みすず書房 P647 まず、進化生物学そのものの性質――書で扱われた諸問題の根源的な原因――の検証から話を始めよう。進化生物学は、かなり特殊なタイプの科学分野である。一方でそれは、すべての科学と同じように、世界についての客観的な知識を拡大しようと試みている。もう一方では、それはまさしく人類の起源にかかわる問題を扱ってもいる。進化生物学は、既存の他の創造神話や人類の自己認識と競合するものだと主張する。この性格は、それを他のあらゆる分科と同じようにたんなる科学とみなすことをむずかしくする。進化生物学に、暗黙の道徳的機能をも与えることは避けがたいように思われる。もう一つの疑問は、進化生物学者自身がこのことを問題として認識しているかどうかである。そして、もしそうなら、彼らはいかにして、それに対処するの

    進化生物学――科学と価値のあいだ | 科学的世界観のblog
  • やわらかな遺伝子/マット・リドレー(あるいは「『ウェブ進化論』で語られなかった大切なこと」): DESIGN IT! w/LOVE

    不確実な時代をクネクネ蛇行しながら道を切りひらく非線形型ブログ。人間の思考の形の変遷を探求することをライフワークに。 愛だとか、惚れるだとかいう言葉を使えば、ロマンチックな響きにもなるが、その活性をうながすオキシトシンという遺伝的物質は、そもそもはしょせん排尿を調整するホルモンなのだとしたらどう感じるでしょうか? これに気づいた研究者たちは、ラットの脳にオキシトシンとバソプレシンを注射したときの影響を確かめた。すると不思議なことに、オキシトシンを大脳に注射した雄のラットは、すぐにあくびをしだし、同時にペニスを勃起させた。投与量が少ないうちは、性欲も高まり、射精が早く頻繁になった。一方、雌のラットの大脳にオキシトシンを注射すると、交尾の姿勢をとるようになった。ヒトの場合、マスターベションをすると、男女ともにオキシトシンの濃度が上がる。 この研究とは別に1980年代後半、トム・インゼルらによっ

  • 祖先の物語 - NATROMのブログ

    ふー、やっと読み終えた。ドーキンスの新刊。 上下巻で900ページ超。読み応えありまくり。しかも高い。素人にはお勧めできない。内容は、タイトルにもあるように、ヒトの(そして他のあらゆる生物の)祖先の話。だったら、これまでも似たような語はある。ただ、たいてい、生命の起源からはじまって、単細胞生物、多細胞生物、魚類、両生類、爬虫類、哺乳類、人類といった順番で語られている。私が小学生のころNHKで見た、デイビット・アッテンボローによるイギリスBBC製作の「地球に生きる」という番組では、全13回で第1話が生命の起源の話で、第6話が両生類、第7話が爬虫類、第8話が鳥類、第9話以降はほぼ哺乳類の話で、第13話が人類の話であった*1。 時系列に沿って話を進めるのはわかりやすいが*2、進化についてありがちな誤解、すなわち、人類が進化のゴールであり進化の梯子の頂点に立っているという誤解を招きやすい。アッテンボ

    祖先の物語 - NATROMのブログ
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