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scienceとITに関するkenjeenのブックマーク (3)

  • 何千年分の処理を数時間で――夢の超高速量子コンピュータの世界

    理化学研究所では、現在のコンピュータとは比較にならないほどの高速処理を実現する「量子コンピュータ」の研究を進めている。RSA暗号を無効化してしまうといわれる超高速コンピュータには、量子力学的原理が活用されている。 「量子コンピュータ」という言葉を聞いたことがある方は多いだろう。現在のコンピュータと比較して、非常に高速な処理能力を持つ未来のコンピュータとされているものだ。 だが、「コンピュータの処理速度なんて時代とともにどんどん高速化するもの」と考えている人は少なくないだろう。実際、10年前のコンピュータとは比べものにならない処理速度を持つパソコンが、ごく普通に量販店で売られている時代だ。しかし、量子コンピュータの処理速度はそういったレベルの話ではない。このまま時間が経てば、いつかたどりつくというシロモノでもない。今のコンピュータが何千年もかけて解く、複雑きわまりない難問をわずか数時間程度で

    何千年分の処理を数時間で――夢の超高速量子コンピュータの世界
  • “神業”の実現目指す量子コンピュータ研究の今

    RSA暗号を無効化するほどの高速処理ができる「量子コンピュータ」は、なぜそれほど高速なのか? 理化学研究所が研究を進める量子コンピュータの速度の理由と、その難しさ、実現性をレポートする。 前回は、量子コンピュータの研究の歴史と可能性を紹介した。そこで今回は、最強といわれるRSA暗号を、わずか数時間で解読してしまう可能性を持った量子コンピュータが、どうしてそれほどの処理速度が出せるのか、その理論と研究の現状についてお伝えする。 超並列計算で全体の処理速度を高速化 量子コンピュータは、非常に高速な処理が可能になる。しかしこれは、現在のコンピュータが行っている処理すべてを高速化できるという意味ではない。RSA暗号を無効化するという因数分解の計算は、量子コンピュータが最も得意とするものだとされている、「超並列計算」ができるからだ。 因数分解は、ある程度総当たり的な計算を行う必要がある。桁数が増えれ

    “神業”の実現目指す量子コンピュータ研究の今
  • IBM研究者、動物の思考に類似したコンピュータアルゴリズムを開発 - CNET Japan

    IBMは、コンピュータに脊椎動物のような思考を持たせる手法を開発した。 IBMのバイオメトリカル・コンピューティングチームのCharles PeckとJames Kozloskiは、「ミニ円柱(minicolumn)」と呼ばれる大脳新皮質の小型円柱組織の働きを真似る数学的モデルを作り出したと発表した。ミニ円柱とは、ニューロン(神経細胞)からの刺激をまとめる組織の細い糸の集合を指す。この研究がさらに進めば、やがてロボットが人間のように「認識」し、センサーから得た情報を利用して適切な判断を行うことになるかもしれない。 Peckの説明によると、人間の脳はおおよそ280億の細胞で成り立っているという。このうち、2億あるミニ円柱は、簡単にいうと感知したデータを集め、それを組織して脳のより高度な部位に提供している。またミニ円柱には、内部接続を通して互いに通信を行う機能もある。ミニ円柱はおおよそ直径20

    IBM研究者、動物の思考に類似したコンピュータアルゴリズムを開発 - CNET Japan
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