VISUALTHINKINGとは? サッカーとインフォグラフィックを愛するコンテンツレーベルです。インフォグラフィック・デザイナーの櫻田潤が運営しています。 プロフィールを見る Instagram X
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はじまりもし高校野球の女子マネージャー(名前は仮にみなみちゃんとしよう)が、ドラッカーの「マネジメント」を読んだら、彼女はきっと驚くだろうな。なぜなら、そこには彼女が所属する野球部と、彼女自身のことが書いてあるからだ。「マネジメントなしに組織はない」「マネジメントは企業だけのものではない」「マネジャーをしてマネジャーたらしめるものは、成果への貢献という責務である」 「所属する野球部に何とか成果を出させたい。そのためには自分に何かできることをしたい」そう考えていたみなみちゃんは、この本が「自分のために書かれたもの」であることを確信する。だから以降、そこに書かれていることを脇目も振らず実践するようになる。 野球部におけるマネジメントの役割みなみちゃんは、「マネジメント」を読み進める。するとドラッカーは、マネジメントには三つの役割があると説く。そこでみなみちゃんは、それらについて一つ一つ自分に当
昨年末に、ピーター・ドラッカー氏の「ネクスト・ソサエティ」を読んだ。恥ず かしながら、著名なドラッカー氏の本を読んだのはこれが初めてであった。あるベ ンチャー企業の若手社長と会食したときに、実に熱っぽくドラッカー氏のことを語 っておられたので、遅まきながら読んでみようと思ったのである。 その社長に「どれから読むとよいですか」と尋ねたところ、「プロフェッショナ ルの条件がいい」というお答えであった。話をした数日後、書店に買いに行ったが 、「プロフェッショナルの条件」はあいにくなかった。そこで最新刊である「ネク スト・ソサエティ」を買って帰った。 ネクスト・ソサエティを通読して、確かにいろいろと勉強になったし、刺激を受 けた。ドラッカー氏の読者は日本に何十万人といると思うが、筆者のように読んだ ことがない人もおられるだろう。そこで、ネクスト・ソサエティに書かれてある「 情識」をいくつか引用しつ
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社会生態学者、ピーター・ドラッカー氏が2005年11月11日に亡くなってから早くも1年が経った。この1年の社会の動きは目まぐるしかったが、変化が激しい時こそ、本質をつくドラッカー氏の言葉に耳を傾けるべきではないだろうか。こう考え、ドラッカー氏とのロングインタビューの記録をひもといてみた。 幸いにも、私はこれまで3度、ドラッカー氏にロングインタビューする機会に恵まれた。最初のインタビューは1997年のことだったが、当時のメモを見直してみると、現在に通じる示唆的な発言が満載されていた。1999年の2度目、2003年の3度目のインタビュー内容もまったく古びていなかった。 ドラッカー氏の魅力はたくさんあるが、何と言っても、物事をとらえるスケールにはインタビューのたびに圧倒された。現在起きている事象を読み解く際に、こちらが予想もしていなかった歴史上の逸話を持ち出し、それらを対比して、目からうろこ
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