九州新幹線1編成増強へ 2012年2月24日 10:00 カテゴリー:経済 九州 > 福岡 JR九州は23日、九州新幹線鹿児島ルートの新大阪直通運転で使うN700系車両を今夏から1編成増やし、計11編成とすることを明らかにした。同ルートの全線開通や東日本大震災の影響で拡大した修学旅行の需要に対応する狙い。 8両編成(計546席)を約30億円で追加購入し、7月をめどに投入する予定。これまでは編成数が修学旅行の需要に追い付かず、直通列車の利用を断って博多駅での乗り換えを勧めることが多かった。投入後は直通の専用列車を走らせることが可能になるという。 中学生などの修学旅行の需要をめぐっては、震災と福島第1原発事故後に関西・中国地方から九州行きを希望する学校が増加。その一方で、九州から関西に向かう動きも活発化している。九州の学校や自治体からは地元駅からの直通利用を望む声が高まっており、九州・沖縄