印鑑登録、福岡市が性別欄廃止へ 「人権尊重の観点から」 [福岡県] - 西日本新聞印鑑登録、福岡市が性別欄廃止へ 「人権尊重の観点から」 [福岡県] 2014年06月11日（最終更新 2014年06月11日 00時36分） 福岡市は、印鑑登録証明書の登録者性別欄について廃止する方針を固めた。印鑑登録証明書は、不動産や自動車の購入時などに必要となるが、性別欄をめぐっては、心と体の性が一致しない性同一性障害の人などから「精神的苦痛」を訴える声があり、市区政課は「人権尊重の観点から、不要という結論に至った」と廃止の方向を決めた。 同課によると、２０１３年度に発行された印鑑登録証明書は５１万２１８５件で、印鑑登録している市民は今年５月末時点で８３万９４６７人。市は、性別欄廃止による証明書発行システムの改修費用を精査した上で、市印鑑条例改正案を市議会に提案する。 市によると、公共施設の利用申請書などについて、性同一性障害の人などから、性別欄廃止を要望する声が寄せられていたため、昨
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