加えて、「かぞく相続診断」ページに家族構成と資産構成を入力することで、相続税をシミュレーションする機能も提供している。得られた診断結果を「たくすノート」というオリジナルのPDF冊子に出力したり、同サイトに登録している約1000人の専門家に相談したりもできる。 とりあえず現状抱えている課題を整理したい人から、喫緊で問題を解決したい人まで役に立ちそうだ。年末年始に一族で問題を共有する一助にもなるだろう。 このはなまる手帳、サービス自体もさることながら、事業展開も目を見張る。2021年4月にリリースした4カ月後にはクラウドファンディングで2000万円の資金を調達し、その1年後にも1300万円の資金を集めた。また、電力会社やハウスメーカー、士業事務所、寺院など70社の法人と提携するなどの広がりも見せている。 開発から経営まで手がけているのは、創業90年の葬儀社の五代目社長でもある吉野匠さんだ。どん
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