工事現場でおなじみの建設機械、パワーショベルのバケットにコーヒーを注いで、豪快に飲んでみたい───3年にもわたるこんな夢を実現したのが、北海道余市町の建機開発会社、アースマシンの代表取締役社長を務める櫻庭健さんです。 当初の構想(以下の写真、資料:櫻庭健さん)アースマシン代表取締役社長、櫻庭健さん実物のバケットの図面をもとに、超リアルなバケット型コーヒーカップを作ってしまったのです。 その製作過程も、さすが、建設機械開発のプロだけあって、様々な3Dテクノロジーが駆使されています。 コーヒーカップの原型は、実物のバケットの図面をもとに型製作専門会社が、機械設計用3次元CADソフト「CATIA」を使って3Dモデル化し、マシニングセンターと呼ばれるCNC(コンピューター数値制御)工作機械で削り出しました。 機械用3次元CADで作ったコーヒーカップの3Dモデルマシニングセンターで削り出されたコーヒ