日本のSNS利用者数はおよそ5000万人。フェイスブックやツィッターを開けば、友だちのプライベートがどんどんアップされてくる。SNS疲れ、SNS依存症という心の病も問題視されている一方で、月に1度もフェイスブック、ツィッターにアクセスしなかった人は約4割というデータも(※1)。 半数近くも存在する、登録するだけ登録してほとんど発言をしない人たち。彼女らはなぜ口をつぐんでいるのだろう? 「フェイスブックに書き込むのは、2~3カ月に一度」という遥さん(34歳)は、頻繁に自らのハッピーライフを投稿する人に違和感があるそう。 「有名人でもない、仕事で使っているわけでもない単なる一般人が、頻繁に写真をアップしたりつぶやいたりするのは虚栄心の裏返しだと思うのです。フェイスブックで再会した中学校時代の同級生は、海外旅行、歌舞伎鑑賞、ネイルなどの話題がぎっしりで、SNSではリア充風。ところが他の友人から聞
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