認知症高齢者の鉄道事故の名古屋高裁判決に関して日弁連が開いたシンポジウムは、認知症高齢者が住み慣れた地域で安心して暮らせる社会をつくるという流れを踏まえているようでいて、実は逆行するともいうべき残念な内容であった。このシンポジウムの内容を紹介しながら、最高裁判決へ向けての期待を語る。 関連記事:認知症鉄道事故から学ぶこと - 監督責任者があなただったら 関連記事:介護職の視点から考えた認知症鉄道事故判決 関連記事:認知症の人の鉄道事故判決に対する遺族側の控訴をどう見る?−「当事者の希望する生き方」と法の狭間で 訴訟の推移とシンポジウムの概要 10月31日、霞が関の弁護士会館で日弁連主催のシンポジウム“認知症高齢者が地域で暮らすために〜名古屋高裁判決を踏まえて〜”が開かれました。91歳で要介護4の認知症の夫が、85歳の妻(要介護1)が6〜7分まどろんだ隙に、ひとりで外出して最寄り駅から電車で
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