米国務省のメア日本部長(前駐沖縄総領事)が昨年末、米大学生らに国務省内で行った講義で、日本人は合意重視の和の文化を「ゆすりの手段に使う」「沖縄はごまかしの名人で怠惰」などと発言していたことが6日までに分かった。 メア氏は米軍普天間飛行場(沖縄県宜野湾市)の移設問題など日米交渉に実務者として深く関与、移設先を同県名護市の辺野古崎地区とした現行案決着を米側で強く主張してきた人物の一人。発言は差別的で、日本と沖縄への基本認識が問われる内容だ。 講義を聞いた複数の学生がメモを基に作成した「発言録」(A4判3ページ)によると、メア氏は「日本の和の文化とは常に合意を追い求める」と説明したうえで「日本人は合意文化をゆすりの手段に使う。合意を追い求めるふりをしながら、できるだけ多くの金を得ようとする」と述べた。 沖縄については、日本政府に対する「ごまかしとゆすりの名人」「怠惰でゴーヤーも栽培できない」など
本や雑誌をインターネットでダウンロードして、専用端末で読む「電子書籍」が米国で一足先に普及し始めている。日本でも昨秋、米ネット通販大手アマゾン・ドット・コムの「キンドル」が上陸した。本格的なサービスが始まる日も、近いのかもしれない。 仕事に必要で読む本や雑誌、資料の大半は、確かに後始末に困らない読書端末があれば便利かな、と思う。が、これは絶対に電子書籍に置き換えるのは不可能かな、と思えるジャンルの出版物もある。それは絵本だ。 幼いころ、母に連れられ通った図書館。わくわくしながらページをめくった多くの絵本の絵と文章の記憶は、不惑の年を過ぎた今も鮮やかだ。わが子にも絵本の楽しさを分かってもらいたくて、ある時期足しげく書店に通い、毎月数冊ずつ絵本を選んで買った。 部屋の本棚を埋める絵本。一冊一冊に、妻と2人で寝かしつけながら読み聞かせをした、懐かしい思い出がこもっている。娘に将来子どもができたら
京都大大学院人間・環境学研究科の酒井敏教授(51)と京都府立京都八幡高校、積水化学工業が、木陰並みに涼しい日よけの共同開発に成功した。塩化ビニール製の三角形の素材を組み合わせたもので、その幾何学的な形から「フラクタル日よけ」と命名。京都八幡高の屋上などに設置し、実用化に向けて研究を重ねている。 さまざまな形の日よけを作り地表温度の測定を繰り返した結果、「フラクタル」が一番効果的と分かった。屋根で完全に覆うより温度が下がり、冬は逆に放射冷却を防いで寒さを和らげるという。 京都八幡高3年の重友望里(みさと)さんは「普通の屋根より涼しいし、風通しが良くて気持ちいい」と笑顔。酒井教授は「屋上に設置すれば建物内部の温度も下がる。屋上緑化に比べ費用も安上がり」とPRしている。【望月亮一】
リリース、障害情報などのサービスのお知らせ
最新の人気エントリーの配信
処理を実行中です
j次のブックマーク
k前のブックマーク
lあとで読む
eコメント一覧を開く
oページを開く