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ブックマーク / blogs.itmedia.co.jp/natsume (3)

  • 『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    デヴィッド・ハジュー『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』(小野耕世、中山ゆかり訳 岩波書店)読了。素晴らしいです。460p2段組の分厚いなのに、次が知りたいのでページを繰るうちに読み終えてしまった。 地道な取材、インタビュー、当時の記事などを積み重ね、具体的に何が起き、誰が何を思い、話したかが、きちんと書かれているので、今まで漠然としていた50年代にアメコミをほぼ壊滅させてしまった(そのため、少なくともその直後にはスーパー・ヒーローのみが残った)バッシングの経緯がイメージできる。 取材の中心はコミックブックを制作した側、経営者、編集者、アーティストたちだが、バッシングした側(心理学者、政治家、ジャーナリスト、母親など)、その当時はほとんど発言の機会のなかった読者たち、あるいは読者ですらなかったが、焚書運動に参加した者たちの言説まで紹介し、その事態を多角的に描写し

    『有害コミック撲滅! アメリカを変えた50年代「悪書」狩り』:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
  • 井上雄彦展の写真:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    雨にけぶるサントリーミュージアムの外観 入口、巨大な武蔵の出迎え この大きさ。モデルは奥さんです。 会場をでると、記念撮影用のパネルもある。 そのパネルの壁の横側にも抜かりなく子どもの武蔵がいる・・・・・。みんな気づいた? 携帯でリアルに感想がアップされるようにもなっている。このたあり、やはりマンガという大衆メディアの感覚。

    井上雄彦展の写真:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ
    kenjiro_n
    kenjiro_n 2010/02/28
    熊本では直筆の落書きコーナーだったけど大阪はケータイからメールかなんかで送信するようになっているのか。
  • 大阪の井上雄彦展:夏目房之介の「で?」:オルタナティブ・ブログ

    金曜日、雨の大阪、天保山サントリーミュージアムに井上雄彦展を観に行った。 上野の評判は聞いていたが、そのあまりの混雜ぶりに恐れをなし、熊も見逃し、結局大阪でようやく観た。 なるほど、作家個人が面白がってやれば、こういうマンガ展が可能なのだ。コマとテキストを使って展示空間を物語の時間に転化して、でもそれだけでは面白くないところを、ちゃんと展示空間を歩く鑑賞の面白さにもしていて、娯楽なんだけど、同時に現代芸術でやりそうな空間の使い方もしている。何よりも、白黒を基調とした壁面構成と屏風型パネルとを縫う暗い通路と明るい開放空間が部分的に地獄めぐりのような効果を織り込んでいたり、マンガというメディアの面白さをいかに展示として立体化するかの工夫が見事だった。 最初から最後まで、飽きずに観、「読む」ことができた。 とくに、中盤の「滝」の巨大なパネルのあたりの構成が見事で、そこに入ったときには、まるでほ

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