IT業界は「クラウド」流行り。まるで、10年ほど前の「XML」流行りのようです。また「クラウド」も「○○○○○クラウド」のように、細分化された 用語、定義なども様々出現しています。これらの中で、特に企業情報システムへの適用として注目されているのが「プライベート・クラウド」と呼ばれる形態で すが、この定義もまだベンダーや解説者によってまちまちです。 「プライベート・クラウド」に注目が集まる一方で、よく聞くのが「イントラネットを言い換えただけじゃないか」「自社に置くのだからクラウドのメリットがあまり受けられない」という言説です。ガートナーのリサーチVPですら、「プライベート・クラウドは良くないアイディア」と言っています。しかし、「プライベート・クラウド」を企業内設置型(=オンプレミス)と定義していては、まさに従来のイントラネットと変わりありませんし、設置、運用、管理も自社で行わねばならず、導入
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