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ブックマーク / www.nippon.com (5)

  • 外国人神主、ウィルチコ・フローリアン

    子どもの頃から日に興味を抱き、ウィーン大学で「日学」を専攻後、外国人神主になったウィルチコ・フローリアン氏。「神道は宗教ではなく、何千年も継承されてきた素晴らしい智恵」という。ウィルチコ氏に神道の精神性について聞いた。 ウィルチコ・フローリアン WILTSCHKO Florian 1987年オーストリア・リンツ生まれ。幼い頃から日に興味を持ち、14歳の時に家族とともに観光で初来日し、ますます関心を高めていく。兵役後、ウィーン大学で「日学」を専攻。2007年縁あって名古屋市の上野天満宮に入り、住み込みで神道を学ぶ。その後、母国に戻りウィーン大学を卒業、再び来日し國學院大學神道学専攻科に入学。専門課程を経て、2012年渋谷区の金王八幡宮の権禰宜(ごんねぎ)に任命され、4年間務める。2016年5月からは、結婚にともなって三重県津市久居の野邊野神社に移る。 日は世界の正倉院——ウィルチコ

    外国人神主、ウィルチコ・フローリアン
  • 温故知新のアーティスト―山口晃

    山口晃は伝統的な日画の手法を借りながら、現代美術の最先端を切り開くアーティスト。ポップ感覚あふれる作品は世界からも注目を集めている。その創作の秘密をフランス人の日美術研究家が解き明かす。 関連記事:【Photos】 山口晃の世界 山口 晃 YAMAGUCHI Akira 画家。1969年東京生まれ。群馬県桐生市で育つ。東京芸術大学美術研究科絵画専攻(油画)修士課程修了。大和絵や浮世絵を思わせる伝統的な手法を採り入れつつ、時空を自由に混在させ、人物や建築物を緻密に描き込む作風で知られる。2012年11月には平等院養林庵書院に襖絵を奉納。近著に『ヘンな日美術史』(祥伝社)、『山口晃大画面作品集』(青幻舎)などがある。 東京圖 六木昼図 / Tokei (Tokyo): Roppongi Hills / 2002 / 紙にペン、水彩 / pen, watercolor on paper

    温故知新のアーティスト―山口晃
  • 浮世絵 江戸の最先端を映したメディア

    西欧の近代絵画に大きな影響を与えた浮世絵。今も海外で高い人気を誇るが、江戸時代に来どのような目的で使われていたかはあまり知られていない。フランス人の日美術研究家が分かりやすく解説する浮世絵入門。 フランスでは今も、浮世絵の展覧会に多くの入場者が訪れる。19世紀後半の西欧において、日の絵画芸術は前例のないほどのブームを呼び、ジャポニズムと呼ばれるすぐれた芸術運動を生み出した。日の絵画、特に浮世絵は、それまで一部の限られた人々だけに知られていたが、万国博覧会が開催され、極東の美術品を扱う専門店が登場するにつれて、愛好家の数が急速に増えていった。 マネ、ドガ、モネ、ゴッホといった画家、版画家のブラックモン、彫刻家ロダン、作家のゴンクール兄弟など、多くの人々が美しく色あざやかな浮世絵に強い関心を寄せ、影響を受けた。1890年代まで、浮世絵は値段も手頃だった。 当時の日人は、浮世絵が西洋で

    浮世絵 江戸の最先端を映したメディア
  • 「ネット依存」の日本的特徴は「きずな依存」

    厚生労働省によると、ネット依存の中高校生は全国で推計51万8千人にのぼる。日人のソーシャルメディア利用に関する複数調査を基に、橋元良明・東京大学大学院情報学環教授が、ネット依存の背景と対策を探る。 依存傾向にある若者はどのくらいいるのか? 米国や韓国同様、日でもネット依存が大きな社会的問題になっている。特に最近のスマートフォンの普及によって、ネット依存傾向の高い若年層の比率が増加している。 2013年2月に、橋元研究室と総務省情報通信政策研究所の共同研究として、小学生から社会人まで2605名に対しネットを通した調査を実施した。K.Youngの20項目基準に基づき分析した結果、依存傾向の高い人の割合(以降、「依存者率」と呼ぶ)は小学生2.3%、中学生7.6%、高校生9.2%、大学生6.1%、社会人6.2%であった。 また、スマートフォンの利用者の依存者率は6.9%、非利用者のネット依存者

    「ネット依存」の日本的特徴は「きずな依存」
  • 「地方自治でできないことはない」樋渡啓祐・武雄市長

    “ツタヤとスタバが入った図書館”――佐賀県の武雄市図書館が、開館3ヵ月で入館者26万人という人気絶頂ぶり。民間委託で、地方自治に風穴を開ける43歳の樋渡啓祐市長に直撃インタビュー。 樋渡 啓祐 HIWATASHI Keisuke 佐賀県武雄市長。1969年佐賀県朝日町生まれ。1993年東京大学経済学部卒業、総務庁(現総務省)入省。沖縄開発庁、内閣官房、高槻市市長公室長等を経て、2003年武雄市長に当選。2010年に再選を果たす。2007年関西大学客員教授。主な著書に『「力強い」地方づくりのための、あえて「力弱い」戦略論』(ベネッセ/2007年)、『首長パンチ 最年少市長GABBA奮戦記』(講談社/2010年)など。 “「TSUTAYA(ツタヤ)」と「スターバックス」が入った図書館”――佐賀県の人口5万人にしか過ぎない武雄市の市図書館が、民間委託で利用者を急増させ、全国から多数の見学者が押し

    「地方自治でできないことはない」樋渡啓祐・武雄市長
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