南西諸島に自衛隊配備=北沢防衛相が検討表明、対中国で 南西諸島に自衛隊配備=北沢防衛相が検討表明、対中国で 【ニューデリー時事】インド訪問中の北沢俊美防衛相は30日午後(日本時間同日夜)、日本周辺海域での中国海軍の活動活発化を受け、南西諸島への自衛隊部隊の配備を検討する考えを表明した。2011年度予算概算要求に調査費を計上する方針。ニューデリー市内のホテルで同行記者団に語った。 中国海軍は4月に入り、潜水艦2隻を含む10隻の艦艇が沖縄本島と宮古島の間の公海上を通過し、太平洋上で大規模訓練を実施。さらに、一連の行動を追尾・監視していた海上自衛隊の護衛艦に対し、艦載ヘリコプターが異常接近したため、日本側は「非常に危険な行為だ」と抗議していた。 防衛相は「今回のように、ただ追尾だけで本当にいいのか」と指摘。「鹿児島から沖縄本島、さらに与那国島までの間に、なにがしかの配備を考えなきゃいけない